特許
J-GLOBAL ID:200903064667121500

工作機械の位置決め制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190706
公開番号(公開出願番号):特開2001-022415
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 安価なインクリメンタルエンコーダを使用して、電源投入後に可動部の「原点復帰」動作を省略する。【解決手段】 電源遮断時にエンコーダの座標を記憶し、電源再投入時に可動部の位置を記憶する。可動部を任意の方向に移動させてエンコーダがゼロ相信号を発生したときエンコーダの座標を検出し、電源遮断時の座標から可動部をその方向に移動させたとき最初にゼロ相信号が発生する予定位置までの距離を算出し、電源再投入時の位置からゼロ相信号が発生した座標までの距離を算出する。算出した両距離および可動部の移動方向に基づいて、ゼロ相信号が発生した座標が、電源遮断時の座標からエンコーダのゼロ相信号間隔の±1/2以内のゼロ相信号位置またはその前後のゼロ相信号位置のいずれであるかを判定する。
請求項(抜粋):
工作機械の可動部の位置をインクリメンタルエンコーダにより検出して位置決め制御する方法において、電源遮断時に前記エンコーダの座標を記憶する工程と、電源再投入時に前記可動部の位置を記憶する工程と、前記可動部を任意の方向に移動させる工程と、前記可動部が移動して前記エンコーダがゼロ相信号を発生したとき、当該エンコーダの座標を検出する工程と、電源遮断時の前記座標から可動部を前記方向に移動させたとき最初にゼロ相信号が発生する予定位置までの距離を算出する工程と、電源再投入時の前記位置からゼロ相信号が発生した前記座標までの距離を算出する工程と、算出した前記両距離および可動部の前記移動方向に基づいて、ゼロ相信号が発生した前記座標が、電源遮断時の前記座標から前記エンコーダのゼロ相信号間隔の±1/2以内のゼロ相信号位置またはその前後のゼロ相信号位置のいずれであるかを判定する工程と、からなることを特徴とする工作機械の位置決め制御方法。
IPC (3件):
G05B 19/18 ,  B23Q 5/22 530 ,  B23Q 15/00 309
FI (3件):
G05B 19/18 A ,  B23Q 5/22 530 H ,  B23Q 15/00 309 B
Fターム (8件):
5H269BB01 ,  5H269FF01 ,  5H269GG08 ,  5H269JJ02 ,  5H269JJ06 ,  5H269NN10 ,  5H269PP04 ,  5H269PP17

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