特許
J-GLOBAL ID:200903064669330654

ドリル

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-362996
公開番号(公開出願番号):特開平11-170106
出願日: 1997年12月12日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 穴あけ加工において、切れ刃の損傷を防止するとともに、仕上刃の切りくず排出性を改善することにより、良好な穴精度と仕上面粗さを確保する。【解決手段】 仕上刃8の回転方向x後方の略90°位相の異なる位置にあり、主刃6の回転半径R1より大径、かつ、仕上刃8の回転半径R3より小径の回転半径R2なる刃部2の外周に、切れ刃角βなる面取形の中間刃7を形成する。中間刃7の最外点の軸方向の位置を、主刃6の最外点と仕上刃8の最外点との間に配置するとともに、回転軌跡においては仕上刃8より軸方向前方に突出して配置している。
請求項(抜粋):
円柱状をなすドリル本体1の一端にシャンク部を形成し、他端に刃部2を形成し、刃部2の外周上には主切りくず排出溝3を設けるとともに、主切りくず排出溝3の回転方向x前方には軸方向に沿って平行に延びる押圧部5を設け、さらに前記刃部2の先端には先端角αなる一対の主刃6を備えたドリルにおいて、前記主刃6の外周コーナにはダイヤモンド焼結体から成る面取形の仕上刃8を形成し、当該仕上刃8の回転方向x後方の略90°位相の異なる位置にあり、前記主刃6の回転半径R1より大径、かつ、前記仕上刃8の回転半径R3より小径の回転半径R2なる刃部2の外周に、切れ刃角βなる面取形の中間刃7を形成し、当該中間刃7の最外点の軸方向の位置を、前記主刃6の最外点と前記仕上刃8の最外点との間に配置するとともに、回転軌跡においては前記仕上刃8より軸方向前方に突出して配置していることを特徴とするドリル。

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