特許
J-GLOBAL ID:200903064669412510

直交周波数分割多重信号伝送方法並びに直交周波数分割多重信号送信装置及びそれに用いるIDFT演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-141995
公開番号(公開出願番号):特開平10-336141
出願日: 1997年05月30日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 パイロット信号を伝送する搬送波を、他の搬送波よりも振幅を大にする場合、パイロット信号用の数値をオーバーフローしない範囲で上位ビットに情報を割り当てるため、情報用の数値を小さく割り当てねばならなくなる。【解決手段】 (A)は、パイロット信号を伝送するOFDM信号中の128番目の搬送波及び384番目の搬送波のうち、128番目の搬送波の同相成分を零とし、直交成分を所定値aに設定したベクトルf128と、384番目の搬送波の同相成分を零とし、直交成分を所定値-aに設定したベクトルf384とを示す。これらの搬送波の合成I信号は、(F)に示すように、振幅がもとの所定値aの2倍の2aを示し、また、2つの搬送波の合成Q信号は、(G)に示すように、零となる。従って、このように設定した場合は、受信装置側で、I信号成分を抜き出して、これをもとにサンプリングクロックを生成することができる。
請求項(抜粋):
直交周波数分割多重信号を構成する互いに周波数の異なる複数の搬送波のうち、中心搬送波に対して対称な周波数位置に存在する一対の搬送波を一組以上用いてシンボル間で振幅及び位相が不変の不変データを伝送すると共に、その不変データの信号点配置を、互いに同相軸又は直交軸に対して対称の位置に配置し、残りの搬送波の少なくとも一部を用いて情報信号を伝送することを特徴とする直交周波数分割多重信号伝送方法。
IPC (4件):
H04J 11/00 ,  H04J 1/20 ,  H04J 15/00 ,  G06F 17/14
FI (4件):
H04J 11/00 Z ,  H04J 1/20 ,  H04J 15/00 ,  G06F 15/332 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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