特許
J-GLOBAL ID:200903064682702161

動きベクトル検出装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-341928
公開番号(公開出願番号):特開平10-191352
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 動きベクトル検出のためのパイプライン構成による並列処理における不要な累積加算を適宜省略し、処理の高速化と低消費電力化を図る。【解決手段】 画像データのフレーム(フィールド)内における所定の範囲をマクロブロックとし、このマクロブロック内から複数の動きベクトル候補を選択し原画像と参照画像のそれぞれの動きベクトル候補に対応する画素の信号強度差を算出し、この信号強度差をパイプライン状に並列接続された累積加算回路12a〜12nにより並列的に累積結果を求める累積加算手段1と、累積加算手段の累積加算を各々の累積加算回路n毎に停止させる個別停止回路11を有する累積加算停止手段10と、各々の累積加算回路に対する動きベクトル候補に関する原画像データと参照画像データの供給を制御すると共に原画像と参照画像の画素の信号値の差分の絶対値の累積加算値が所定の値を超えた場合に直ちにその累積加算回路の動きベクトル候補に関する累積加算動作を停止させる個別の停止信号を累積加算停止手段に出力させる制御手段5と、を備える。
請求項(抜粋):
画像データにおけるフレームまたはフィールド内における所定の範囲の画像をマクロブロックとし、このマクロブロック内のある動きベクトル候補を選択し、原画像と参照画像の動きベクトル候補に対応する画素の信号強度差を算出し、前記マクロブロック内の画素について算出された信号強度差を累積加算して累積結果を求め、マクロブロック内のさらに特定範囲内の動きベクトル候補の中から極大値または極小値となる累積結果を与える動きベクトル候補を動きベクトルとして選択する動きベクトル検出装置において、前記動きベクトル候補に関する原画像データと参照画像データとを並列的に入力して複数の動きベクトルに関する累積加算を並列に処理するパイプライン状に接続された複数の累積加算回路よりなる累積加算手段と、前記累積加算手段の累積加算処理動作を、各々の累積加算回路毎に個別に停止させる累積加算停止手段と、前記累積加算手段の各々の累積加算回路に対して前記動きベクトル候補に関する原画像データと参照画像データの供給を制御すると共に、前記累積加算個別回路に対して個別の累積加算を停止させるべき個別の停止信号を出力してその累積加算回路の累積加算処理の停止を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (4件):
H04N 7/32 ,  G06T 1/20 ,  G06T 7/20 ,  H04N 11/04
FI (4件):
H04N 7/137 Z ,  H04N 11/04 B ,  G06F 15/66 L ,  G06F 15/70 410
引用特許:
審査官引用 (9件)
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