特許
J-GLOBAL ID:200903064686137345

水性媒体内に活性物質を制御放出する組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-515418
公開番号(公開出願番号):特表平8-507700
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】活性成分の水性流体中への放出を遅延させるための組成物が教示されている。この組成物はカプセルを含み、このカプセルは水性流体の存在下て膨潤してカプセル中に水分を侵入させ、この侵入する水分によって活性化されるカプセル分解剤に接触させる。この結果、この分解剤は、カプセルが水性流体に接触してから所定の遅延時間で活性剤を放出するに充分、カプセルを分解する。好ましいカプセル組成物はゼラチンであり、そして好ましい分解剤は、タンパク質分解酵素、または系の浸透圧勾配に影響を与える塩である。本発明の制御された放出組成物は、好ましくはソフトコンタクトレンズの殺菌系に用いられ、ここで過酸化水素溶液がレンズを殺菌し、次いで残余の過酸化水素が中和され、ここで中和剤の放出はカプセルのタンパク質分解酵素または塩組成物によって遅延される。
請求項(抜粋):
コンタクトレンズの殺菌のための過酸化水素溶液中への中和組成物の放出を遅延させるための組成物であって、以下を含有し: ゼラチンカプセルであって、該溶液中で膨潤し、該カプセル中に水分が侵入することを可能にするカプセル; タンパク質分解酵素、または水溶性の無機塩または有機塩であるカプセル分解剤であって、該侵入する水分で活性化され、ここで該分解剤が、該中和成分が該溶液中に放出されるに充分、該カプセルを分解する、分解剤、 ここで、該中和剤の放出が、殺菌工程が完了する後まで遅延され、そして次いで残余の過酸化水素が中和される、組成物。
IPC (4件):
A61L 2/00 ,  A01N 25/28 ,  A01N 59/00 ,  A61L 2/18
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭62-063916
  • 特開昭58-105914
  • 特開昭62-063916
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