特許
J-GLOBAL ID:200903064693452973

熱間圧延鋼板の製造方法及び製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小谷 悦司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-340384
公開番号(公開出願番号):特開平11-169939
出願日: 1997年12月10日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 熱間圧延鋼板の空冷中の形状変化や置き方の違いによる形状変化、或いは切断加工後の形状変化を精度良く予測し、形状不良の発生を未然に防止することのできる熱間圧延鋼板の製造方法及び製造装置の提供を目的とする。【解決手段】 本発明の製造方法は、加速冷却工程または熱間矯正工程を経た鋼板を空冷するに当り、空冷に先立って鋼板の板面温度分布を測定し、空冷後に生じる鋼板の残留応力を算出して該残留応力の分布状況と製品鋼板の処理条件から鋼板の形状変化を予測し、形状不良が発生すると判定された鋼板について冷間矯正処理及び/又は熱処理を施す熱間圧延鋼板の製造方法において、鋼板の板面温度分布の測定前または測定後に鋼板表面の平坦度を測定し、前記残留応力の分布状況から演算される熱歪み量を、前記平坦度の測定結果から演算される空冷後の歪み量で補正することにより前記形状変化を予測する。
請求項(抜粋):
加速冷却工程または熱間矯正工程を経た鋼板を空冷するに当り、空冷に先立って鋼板の板面温度分布を測定し、空冷後に生じる鋼板の残留応力を算出して該残留応力の分布状況と製品鋼板の処理条件から鋼板の形状変化を予測し、形状不良が発生すると判定された鋼板について冷間矯正処理及び/又は熱処理を施す熱間圧延鋼板の製造方法であって、鋼板の板面温度分布の測定前または測定後に鋼板表面の平坦度を測定し、前記残留応力の分布状況から演算される熱歪み量を、前記平坦度の測定結果から演算される空冷後の歪み量で補正することにより前記形状変化を予測することを特徴とする熱間圧延鋼板の製造方法。
IPC (4件):
B21B 45/02 320 ,  B21C 51/00 ,  B21D 1/05 ,  C21D 8/02
FI (4件):
B21B 45/02 320 J ,  B21C 51/00 E ,  B21D 1/05 Z ,  C21D 8/02 Z

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