特許
J-GLOBAL ID:200903064693704751

オーステナイト系ステンレス熱間仕上鋼帯の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-111984
公開番号(公開出願番号):特開平6-010172
出願日: 1992年04月30日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、鋼帯の表面スケール、粒界酸化層およびスケール疵の除去を、メカニカルな研削と酸洗との組合わせ、これらの条件を選ぶことにより効率よく実施する熱延仕上したフェライト系ステンレス鋼帯の処理方法を提供することを目的とする。【構成】 熱間仕上したオーステナイト系ステンレス鋼帯を、メカニカルな研削手段で表面10μm乃至100μm範囲の研削処理を行って少なくとも粒界酸化層までを除去した後、硝弗酸混合溶液1リットル当り弗酸:30〜210g、硝酸:50〜160gを含有し、かつ50〜80°Cに保持した硝弗酸酸洗液で溶削量が1〜30μmとなる酸洗処理を施すことを特徴とするオーステナイト系ステンレス熱間仕上鋼帯の処理方法。【効果】 研削および酸洗処理を簡略化して高能率化でき、高表面品質の製品を高生産性、低コストで得ることができる。
請求項(抜粋):
熱間仕上したオーステナイト系ステンレス鋼帯を、メカニカルな研削手段で表面10μm乃至100μm範囲の研削処理を行って少なくとも粒界酸化層までを除去した後、硝弗酸混合溶液1リットル当り弗酸:30〜210g、および硝酸:50〜160gを含有し、かつ50〜80°Cに保持した硝弗酸酸洗液で溶削量が1〜30μmとなる酸洗処理を施すことを特徴とするオーステナイト系ステンレス熱間仕上鋼帯の処理方法。
IPC (5件):
C23G 1/08 ,  B21B 45/06 ,  B24B 7/12 ,  B24B 27/033 ,  C23G 3/02

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