特許
J-GLOBAL ID:200903064695163073

包囲型エンジンの騒音低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194430
公開番号(公開出願番号):特開平10-039878
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で包囲型エンジンの騒音を低減する。【解決手段】 防音ケース2によって囲まれたエンジン発電機にアクティブノイズコントロール(ANC)による騒音低減を行う場合において、排気側ダクト33を設け、その排気側ダクト33内壁面に消音材10を張り付けるとともに、参照騒音マイク37を消音材10中に埋め込んでいる。また、冷却風の流れが滑らかになるように排気側ダクト33の折曲部を曲面壁20,29,31に構成している。このように構成することにより、排気側ダクト33内の冷却風の流れを均一化して、渦流、乱流の発生を防止して、騒音低減性能を高めることができる。
請求項(抜粋):
包囲体(2)内にエンジン(3)を収容し、包囲体(2)の所定箇所に少なくとも吸気口(6)と排気口(5)を設け、包囲体(2)内の空気を換気するファン(12)を設け、吸気口(6)から外気を取り入れて排気口(5)から排気する包囲型エンジンの騒音を低減するために少なくとも排気口(5)に連通する排気側ダクト(33)が包囲体(2)周囲に形成され、排気口(5)に近い騒音を検出する参照騒音検出マイク(37)と、排気側ダクト(33)のダクト出口(21)に近い騒音を検出する残留騒音検出マイク(38)と、排気側ダクト(33)内に配設された相殺音発生手段(41)と、参照騒音信号および残留騒音信号に基づいてダクト出口(21)における騒音を打ち消す相殺音を発生させるように相殺音発生手段(41)を駆動するANC制御手段(65)とを備え、排気側ダクト(33)の内壁面には消音材(10)が張り付けられるとともに、参照騒音マイク(37)、残留騒音マイク(38)、相殺音発生手段(41)の少なくとも一つが張り付けられた消音材(10)中に埋め込まれ、排気側ダクト(33)の折曲部の少なくとも一つを曲面壁(29,31,20)で構成したことを特徴とする包囲型エンジンの騒音低減装置。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  F01N 1/00 ,  F02B 77/13 ,  F16M 1/00 ,  G10K 11/16
FI (7件):
G10K 11/16 H ,  F01N 1/00 A ,  F02B 77/13 M ,  F02B 77/13 C ,  F16M 1/00 G ,  G10K 11/16 B ,  G10K 11/16 G

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