特許
J-GLOBAL ID:200903064697383437

複層からなる焼結摺動部材ならびにその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-347912
公開番号(公開出願番号):特開平5-156389
出願日: 1991年12月03日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は鋼製パイプの内面に接合層を介して潤滑性物質として黒鉛を少なくとも3重量%以上分散含有したアルミニウム青銅系焼結合金層を一体に接合した複層からなる焼結摺動部材ならびにその製造方法を提供することにある。【構成】 アルミニウム5〜13重量%、鉄3〜6重量%、黒鉛3〜8重量%、水素化チタンのチタン成分として0.1〜1.5重量%、残部銅からなる焼結合金層が鋼製パイプの内面にリン青銅からなる接合層を介して一体に接合されてなる複層からなる焼結摺動部材であり、水素化チタンのチタン成分が焼結マトリックスの結晶を微細化し、当該マトリックスの強度および硬度を高めるため、衝撃荷重あるいは高荷重用途への適用を可能とする。また、製造方法においては成分中の水素化チタンが焼結時、アルミニウム粉末表層のアルミナ皮膜を破壊するので、従来困難とされていたアルミニウム青銅の焼結を可能とする。
請求項(抜粋):
アルミニウム5〜13重量%、鉄3〜6重量%、黒鉛3〜8重量%、水素化チタンのチタン成分として0.1〜1.5重量%、残部銅から成る焼結合金層が鋼製パイプの内面にリン青銅からなる接合層を介して一体に接合されていることを特徴とする複層からなる焼結摺動部材。
IPC (3件):
C22C 9/01 ,  B23K 20/00 310 ,  C22C 1/05

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