特許
J-GLOBAL ID:200903064698715557

サービス制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-055257
公開番号(公開出願番号):特開平6-268743
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 ハードウェア装置の変更の影響を受けにくく、新規サービスの追加等にも容易に対応できるようにする。【構成】 交換動作ノード10から実行要求が与えらえると、サービス受付部23は、起動サービスと、そのサービスの全体目的を詳細な目的要素に分解した目的要素資源とを決定する。動的競合検査・調整部24は、新サービスの起動要求元に関し、既に他のサービスが起動されているか、新サービスを同時に起動可能かなどの動的な競合関係を検査・調整し、新サービスを実行するか決定する。実行可能な場合、新サービスに係る各目的要素資源は目的要素資源管理部22に未消費状態と設定される。サービス制御処理部25は、目的要素資源管理部から未消費状態にある目的要素資源を捕捉し、交換動作ノードに所定の交換動作を実行させ、また、目的要素資源管理部22の管理状態を適宜変更させる。
請求項(抜粋):
交換動作機能を実現する交換動作ノードと、呼対応に提供するサービスを制御する機能とを担うサービス制御ノードとを備えたネットワークにおける、前記サービス制御ノードが実行するサービス制御方式であって、前記サービス制御ノードが、前記交換動作ノードとの間で制御信号の送受を行う通信制御部と、前記通信制御部を介して前記交換動作ノードから与えられた実行要求に従い、起動するサービスを決定するとともに、そのサービスの全体の目的を、詳細な目的の要素である目的要素資源に分解するサービス受付部と、前記サービス受付部によって受付けられた新たな要求サービスについて、当該新たなサービスの起動要求元に関し、既に他のサービスが起動されているか、既に他のサービスが起動されている場合に新たなサービスを同時に起動可能か否かという動的な競合関係を、両サービスの目的資源要素間の関係に基づいて検査・調整し、新たに実行要求のあったサービスが実際に実行可能か否かを判断する動的競合検査・調整部と、呼対応に提供している各サービスに必要な各目的要素資源に対応するサービス制御処理が開始前か進行中か進行終了かを表す資源運用状態を管理保有すると共に、前記動的競合検査・調整部において新たなサービスが実行可能と判断された直後には、そのサービスに対する各目的要素資源の状態がサービス制御処理の開始前に設定される目的要素資源管理部と、前記目的要素資源管理部に管理されている目的要素資源の状態に基づいて、サービス制御処理が開始前の目的要素資源を捕捉して、前記交換動作ノードに所定の交換動作を実行させるサービス制御処理部とを備えたことを特徴とするサービス制御方式。

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