特許
J-GLOBAL ID:200903064701915716

有機金属触媒なしに硬化されてエラストマーになり得るケチミンオキシ官能基を含むオルガノポリシロキサン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-045692
公開番号(公開出願番号):特開平5-179143
出願日: 1991年02月20日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 α,ω-ジヒドロキシジオルガノポリシロキサンポリマー、ケチミンオキシシラン、無機充填剤、有機官能シラン及び置換ヒドロキシルアミンを含むことを特徴とする、水分不存在下で貯蔵中に安定であり、有機金属硬化触媒なしに硬化してエラストマーになり得る、オルガノポリシロキサン組成物。上記組成物は、食品に接触するコーティングを生成するため又は防汚コーティングを生成するために、有機溶媒中に分散させる形で使用され得る。【効果】 上記組成物は、貯蔵中安定であり、架橋して速やかに、貯蔵中安定ではない事が認められているスズで触媒された同じ種類の組成物と同等の機械的性質を有するエラストマーを提供する。
請求項(抜粋):
次の、A.式R2 SiO(ここで基Rは、同一か又は異なり、1〜10個の炭素原子を含有する炭化水素基を示し、基Rの数の少なくとも50%がメチル基である)のジオルガノシロキシ構成単位の連続により形成される、25°Cで700〜1,000,000mPa・sの粘度を有する少なくとも一種類のα,ω-ジヒドロキシジオルガノポリシロキサンポリマーを100重量部、B.少なくとも一種類のケチミンオキシシランを含む少なくとも一種類の架橋剤を0.5〜20重量部、C.無機充填剤を1〜250重量部、D.次式、【化1】(ここで、-R1 は、水素原子、1〜6個の炭素原子を含むアルキル基或は炭素結合によって窒素原子に結合され少なくとも一つの第一アミン基を含む脂肪族炭化水素基を示す、-R2 は、場合によってはエーテル官能基を含む、1〜6個の炭素原子を含む二価の炭化水素基を示す、-R3 は、8より少ない炭素原子を含むアルキル又はアルコキシアルキル基を示し、aは0又は1である、-R4 は、1〜6個の炭素原子を含む一価の炭化水素基、フェニル基或はビニル基を示す)の有機官能シランを0.1〜10重量部、E.次式、【化2】(ここで、-基R5 は、飽和又は不飽和の、脂肪族又は脂環式の一価の炭化水素、又はアリール、アルキルアリール又はアリールアルキル基を示す、-基R6 は、基R5 又は水素原子から選択される、-二つの基R5 及びR6 は、O、N及びSiから選択されるヘテロ原子を含み、2〜6個の炭素原子を含む二価の基を形成する事が可能である、-該組成物は、有機金属硬化触媒を必要としない)のヒドロキシルアミンを0.001〜1重量部、からなることを特徴とする、水分不存在下で貯蔵中に安定であり、水分存在下で硬化されてエラストマーになり得る、オルガノポリシロキサン組成物。
IPC (7件):
C08L 83/04 LRT ,  C08J 3/24 CFH ,  C08K 5/17 LRW ,  C08K 5/54 LRU ,  C09D 5/16 PQJ ,  C09D183/04 PMT ,  E04B 1/62

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