特許
J-GLOBAL ID:200903064706619139

排気ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-071927
公開番号(公開出願番号):特開平8-165920
出願日: 1995年03月29日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 吸着装置5の流路5dと、これと並列に設けられた排気流路34とを切り替える切替弁8を有する排気浄化装置において、吸着装置5へのHC吸着効率を向上する。【構成】 吸着装置5の上流側に位置する拡大管31の広がり角度θを片面壁面剥離の生じる範囲(50〜80度)に設定する。エンジン1始動後の冷間時には、切替弁8を破線位置に操作して吸着装置5側の通路5aに排気ガスを流す。その際、前記片面壁面剥離により吸着装置5側へ排気ガスの速い流れを偏らせて、吸着装置5への排気ガス流入速度を均一にして、HC等の吸着効率を向上できる。エンジン1の暖機後は、切替弁8が排気流路34側を開放する実線位置に切り替わって、この排気流路34に排気ガスが流れる。
請求項(抜粋):
エンジンの排気管内に配設された触媒装置と、この触媒装置より下流の前記排気管内に配設され、排気ガス有害成分を吸着する吸着剤を担持した吸着装置と、前記触媒装置より下流の前記排気管内に、前記吸着装置を通過しない排気ガスの流れを形成する排気流路と、前記吸着装置に吸着された前記排気ガス有害成分を前記触媒装置の上流側に還流させる還流流路と、前記吸着装置の下流に設けられ、排気ガスの流通を前記吸着装置の流路と前記排気流路とに選択的に切替可能な排気ガス流路切替手段と、前記吸着装置および前記排気流路の上流に設けられ、前記排気管に比して流路断面積を拡大するように形成され、排気ガスを前記吸着装置または前記排気流路に導く拡大管と、前記切替手段をエンジン冷間時には排気ガスを前記吸着装置に流通せしめる位置に切替え、エンジン暖機時には排気ガスを前記排気流路に流通せしめる位置に切替制御する制御手段とを具備し、前記拡大管の広がり角度は、その内部の排気ガスの流れが片面壁面剥離となる範囲に設定されてていることを特徴とする排気ガス浄化装置。
IPC (3件):
F01N 3/24 ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/18 ZAB

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