特許
J-GLOBAL ID:200903064715775003

車両用左右駆動力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-155427
公開番号(公開出願番号):特開平5-345535
出願日: 1992年06月15日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、車両用左右駆動力調整装置に関し、装置を小型で軽量なものにしながらトルクロス等を抑制して左右輪間のトルク配分制御を行なえるようにすることを目的とする。【構成】 車両の左右輪間に、エンジンからの駆動力の入力部1と、差動機構4と、駆動力伝達制御機構5とをそなえ、駆動力伝達制御機構が5、左右輪回転軸の一方の回転軸2を増速して第1の中間軸14に出力する増速機構6Aと減速して第2の中間軸15に出力する減速機構6Bとが一体化された増減速機構6と、第1の中間軸14と他方の回転軸3との間で駆動力伝達をする第1の伝達トルク容量可変型カップリング7と、第2の中間軸15と他方の回転軸3との間で駆動力の伝達をする第2の伝達トルク容量可変型カップリング8とから構成され、第1及び第2のカップリング7,8が一体型カップリングとして構成される。
請求項(抜粋):
車両における左輪回転軸と右輪回転軸との間に、エンジンからの駆動力を入力される入力部と、上記の左右の回転軸間の差動を許容しつつ上記の入力部から入力された駆動力を上記の左右の各回転軸に伝達する差動機構と、上記の駆動力の伝達状態を制御して上記の左右輪への駆動力配分を調整しうる駆動力伝達制御機構とをそなえ、上記駆動力伝達制御機構が、左輪回転軸と右輪回転軸との間に介装されてこれらの回転軸のうちの一方の回転軸の回転速度を増速して第1の中間軸に出力する増速機構と上記一方の回転軸の回転速度を減速して第2の中間軸に出力する減速機構とが一体化された増減速機構と、上記第1の中間軸と上記の左右の回転軸のうちの他方の回転軸との間に介装されて上記第1の中間軸と上記他方の回転軸との間で駆動力の伝達を行ないうる第1の伝達トルク容量可変型カップリングと、上記第2の中間軸と上記の左右の回転軸のうちの他方の回転軸との間に介装されて上記第2の中間軸と上記他方の回転軸との間で駆動力の伝達を行ないうる第2の伝達トルク容量可変型カップリングとから構成され、上記第1及び第2の伝達トルク容量可変型カップリングが互い隣接して一体化された一体型カップリングとして構成されて、上記差動機構と上記増減速機構と上記一体型カップリングとが同軸上に配置されていることを特徴とする、車両用左右駆動力調整装置。
IPC (3件):
B60K 23/04 ,  B60K 17/20 ,  B60K 17/348

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