特許
J-GLOBAL ID:200903064716265530
耐震補強構造を有する建物および建物の耐震補強方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (2件):
園田 吉隆
, 小林 義教
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-375216
公開番号(公開出願番号):特開2006-183250
出願日: 2004年12月27日
公開日(公表日): 2006年07月13日
要約:
【課題】本発明は、各層の既存柱の部材断面補強することなく、既存骨組構造体を制震装置によって耐震補強することができる建物および建物に制震構造部を配設する耐震補強方法を提供することを目的とする。 【解決手段】既存骨組構造体に制震構造部を配設する耐震補強構造を有する多層の建物であって、耐震補強構造は、既存骨組構造体の相対向する既存柱とこれらの既存柱間に横架される上下の既存梁とによって囲まれた開口部に制震構造部を配設して構成され、制震構造部は、ダンパを備えた補強骨組部によって構成され、ダンパは、所定の減衰力・減少開始変形点とストロ-クエンドとの間の変形領域において、変形が増加するにつれて減衰力が所定の減衰力・減少勾配で漸減するダンパ復元力を構成し、制震構造部が連結している既存柱に作用する柱付加軸力を軽減することによって、既存柱は、補強後においても、無・柱耐力補強構造を構成している。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
既存骨組構造体に制震構造部を配設する耐震補強構造を有する多層の建物であって、
耐震補強構造は、既存骨組構造体の相対向する既存柱とこれらの既存柱間に横架される上下の既存梁とによって囲まれた開口部に制震構造部を配設して構成され、
制震構造部は、ダンパを備えた補強骨組部によって構成され、
ダンパは、所定の減衰力・減少開始変形点とストロ-クエンドとの間の変形領域において、変形が増加するにつれて減衰力が所定の減衰力・減少勾配で漸減するダンパ復元力を構成し、
制震構造部が連結している既存柱に作用する柱付加軸力を軽減することによって、
既存柱は、補強後においても、無・柱耐力補強構造を構成していることを特徴とする建物。
IPC (5件):
E04H 9/02
, E04G 23/02
, F16F 9/20
, F16F 9/48
, F16F 9/32
FI (5件):
E04H9/02 311
, E04G23/02 D
, F16F9/20
, F16F9/48
, F16F9/32 J
Fターム (7件):
2E176AA01
, 2E176AA07
, 2E176BB28
, 3J069AA55
, 3J069CC10
, 3J069EE20
, 3J069EE52
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
制震装置および免震装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-027814
出願人:カヤバ工業株式会社, 株式会社構造計画研究所
審査官引用 (6件)
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