特許
J-GLOBAL ID:200903064725557667

プレキャスト複合柱の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-171145
公開番号(公開出願番号):特開2000-355975
出願日: 1999年06月17日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 柱に作用する力を構造設計上要求される条件の範囲で伝達することのできる簡易で施工性の良いプレキャスト複合柱の接合方法を確立する。【解決手段】 上下のプレキャスト鋼管コンクリート柱1における鋼管2同士を溶接した後、コンクリート部3の相対向する上,下端面S1,S2間の隙間に圧縮力伝達材12を充填する接合方法において、前記上,下端面を夫々柱軸芯に対して直角な平面に形成し、隙間の幅Lを25mm〜35mmに設定し、上側のプレキャスト鋼管コンクリート柱には、一端がコンクリート部の下端面S2に開口し、他端が隙間よりも上方の位置において鋼管側面に開口するように側面視略L字状に屈曲した空気排出孔9を形成し、上側又は下側のプレキャスト鋼管コンクリート柱には、側面視略L字状に屈曲した圧縮力伝達材注入孔8を形成し、当該圧縮力伝達材注入孔から隙間に圧縮力伝達材を注入する。
請求項(抜粋):
金属管内にコンクリートを充填して形成したプレキャスト複合柱の複数を上下に並べて配設し、下側のプレキャスト複合柱における金属管の上端と上側のプレキャスト複合柱における金属管の下端とを溶接した後、下側のプレキャスト複合柱におけるコンクリート部の上端面と上側のプレキャスト複合柱におけるコンクリート部の下端面との隙間に圧縮力伝達材を充填して硬化させるプレキャスト複合柱の接合方法であって、前記コンクリート部の相対向する上,下端面を夫々柱軸芯に対して直角な平面に形成すると共に、上側のプレキャスト複合柱には、一端が当該プレキャスト複合柱におけるコンクリート部の下端面に開口し、他端が前記隙間よりも上方の位置において金属管側面に開口するように側面視略L字状に屈曲した空気排出孔を形成し、上側又は下側のプレキャスト複合柱には、一端がコンクリート部の相対向する上,下端面の一方に開口し、他端が前記隙間よりも上方又は下方の位置において金属管側面に開口するように側面視略L字状に屈曲した圧縮力伝達材注入孔を形成し、当該圧縮力伝達材注入孔から前記隙間に圧縮力伝達材を注入することを特徴とするプレキャスト複合柱の接合方法。
IPC (2件):
E04B 1/30 ,  E04B 1/58 503
FI (2件):
E04B 1/30 C ,  E04B 1/58 503 M
Fターム (22件):
2E125AA04 ,  2E125AB13 ,  2E125AC02 ,  2E125AC16 ,  2E125AG03 ,  2E125AG11 ,  2E125AG25 ,  2E125AG41 ,  2E125AG56 ,  2E125AG57 ,  2E125BA02 ,  2E125BA55 ,  2E125BB03 ,  2E125BB21 ,  2E125BB29 ,  2E125BB37 ,  2E125BD01 ,  2E125BE10 ,  2E125CA90 ,  2E125EA01 ,  2E125EA11 ,  2E125EA35
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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