特許
J-GLOBAL ID:200903064730537968

パッシブシールド型超電導磁石

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-016470
公開番号(公開出願番号):特開平11-197132
出願日: 1998年01月13日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 磁気シールドについて、強磁性体を効率良く配置して、装置全体を大型化することなく、漏洩磁場が小さく、磁場均一度の高い静磁場を発生するパッシブシールド型超電導磁石を提供する。【解決手段】 本発明の磁石では、均一磁場領域(1)を挾んで上下方向に静磁場発生源(2)が配置され、その周囲に磁気シールドを構成する磁気シールド板(6)とヨーク(7)が配置される。磁気シールド板(6)とヨーク(7)とは接合部(12)にて磁気的に結合されている。接合部(12)近傍の磁気シールド板(6)の静磁場発生源(2)に対向する面側に、磁気シールド板(6)とヨーク(7)とに接するように笠型の傾斜面(11)を持つ強磁性体(10)が取り付けられている。この構成では、磁束線(14)が強磁性体片(10)を通るようになり、全体として磁束線(14)は磁気シールド板(6)の静磁場発生源(2)寄りに高密度で分布することになる。
請求項(抜粋):
上下方向に対向して配置された1組の超電導コイルと、それぞれの超電導コイルを収納し冷却する冷却容器とから成る静磁場発生源を有し、該静磁場発生源の上下外側に強磁性体から成る磁気シールド板を配置し、上下の該磁気シールド板の間を1本以上の強磁性体から成るヨークにて結合して、前記静磁場発生源と共に磁気回路を構成するパッシブシールド型超電導磁石において、前記磁気シールド板の前記冷却容器に対向する側の面が、前記磁気シールド板と前記ヨークとの接合部の近傍にて、前記冷却容器側に接近するような笠型の傾斜面を有することを特徴とするパッシブシールド型超電導磁石。
IPC (4件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/421 ,  G01R 33/3815 ,  H01F 6/00 ZAA
FI (5件):
A61B 5/05 362 ,  A61B 5/05 331 ,  G01N 24/02 540 A ,  G01N 24/06 510 C ,  H01F 7/22 ZAA A

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