特許
J-GLOBAL ID:200903064733006246
不安定末端基分解処理剤、それを用いた安定化ポリアセタール樹脂、製造方法、組成物及び成形体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
古谷 聡
, 溝部 孝彦
, 持田 信二
, 義経 和昌
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-104235
公開番号(公開出願番号):特開2006-282836
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 不安定末端基の残存量を十分に低下させること、あるいは、処理方法や設備や使用量に制限が生じにくく、得られたポリアセタール樹脂もしくはその成形品に臭気や他樹脂の劣化を生じたりしない不安定末端基分解処理剤及び安定化ポリアセタール樹脂の製造。 【解決手段】 不安定末端基を有するポリアセタール樹脂を、下記式の、分子内に4個以上のカルボキシル基を有するポリカルボン酸の四級アンモニウム塩及び/又は分子内に1個以上のカルボキシル基を有するアミノカルボン酸の四級アンモニウム塩の存在下に、熱処理する。 [R1R2R3R4N+]n Yj-・Wk-(上記式中、R1、R2、R3、R4は、炭素数1〜20の炭化水素基を表す。nはポリカルボン酸の場合は4以上、アミノカルボン酸の場合は1以上の整数。Yj-およびWk-は対アニオンであり、j+k=n、j=1〜10,000の整数。Yj-はポリカルボン酸又はアミノカルボン酸に由来するアニオンであり、Wk-は水酸化物アニオン、炭素数1〜20の脂肪酸等に由来するアニオンである。)【選択図】 なし
請求項(抜粋):
不安定末端基を有するポリアセタール樹脂を、分子内に4個以上のカルボキシル基を有するポリカルボン酸の四級アンモニウム塩及び/又は分子内に1個以上のカルボキシル基を有するアミノカルボン酸の四級アンモニウム塩からなる不安定末端基分解処理剤の存在下に、熱処理して不安定末端基を低減させる安定化ポリアセタール樹脂の製造方法。
IPC (4件):
C08G 2/30
, C08K 3/00
, C08K 5/00
, C08L 59/00
FI (4件):
C08G2/30
, C08K3/00
, C08K5/00
, C08L59/00
Fターム (37件):
4J002BG012
, 4J002CB001
, 4J002CC182
, 4J002CL012
, 4J002CL032
, 4J002CL052
, 4J002DE077
, 4J002DE087
, 4J002DE287
, 4J002DJ007
, 4J002DJ047
, 4J002EG017
, 4J002EG037
, 4J002EH058
, 4J002EH088
, 4J002EP018
, 4J002EQ027
, 4J002ER027
, 4J002ET017
, 4J002EU027
, 4J002EU187
, 4J002EU197
, 4J002EV066
, 4J002FD076
, 4J002FD099
, 4J002FD168
, 4J002FD200
, 4J002FD202
, 4J002FD207
, 4J032AA01
, 4J032AA02
, 4J032AA05
, 4J032AB04
, 4J032AE02
, 4J032AE03
, 4J032AE13
, 4J032AF08
引用特許:
出願人引用 (7件)
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特公昭40-10435号公報(特許請求の範囲)
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特開昭60-63216号公報(特許請求の範囲1〜9)
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英国特許1034282号公報(特許請求項の範囲、実施例8)
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特開昭57-55916号公報(6ページ、下段左15行〜下段右3行)
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特開昭59-159812号公報(5ページ、下段左、5〜12行)
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日本国特許第3087912号(特許請求の範囲1〜22、第11欄32〜50行、実施例1〜148)
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ポリアセタール樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-133131
出願人:ポリプラスチックス株式会社
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審査官引用 (4件)