特許
J-GLOBAL ID:200903064740346834
複合繊維およびその加工方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-263796
公開番号(公開出願番号):特開平6-116814
出願日: 1992年10月01日
公開日(公表日): 1994年04月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明はふくらみと手触りに優れた布帛に成形可能な衣料用複合繊維とその加工方法に関し、特に溶出処理後の収縮もしくは捲縮発現性の高い溶出型複合繊維とその加工方法に関するものである。【構成】 3成分からなる溶出型異収縮もしくは溶出型捲縮発現性複合繊維であり、50°Cでのアルカリ減量処理でも、充分な減量速度を有するポリマーを用いるために、減量処理時の熱履歴の悪影響を全く与える事なく、溶出成分の減量を行うことが可能であり、溶出成分の溶出後に、高い収縮または捲縮発現潜在能力を持つ素材を得ることが出来、減量処理によって、織物中の繊維間に空隙を生じるため、減量処理後の熱収縮工程において、収縮または捲縮の発現性が良い。
請求項(抜粋):
3成分A、BおよびCの熱可塑性重合体より構成される複合繊維であり、C成分は繊維中15〜50重量%を占めており50°Cのアルカリ水溶液(60g/l)で100%/hr以上の溶解速度を有する低温溶出型のポリマーであり、AとBの集合体もしくはAとBの複合体がC成分により完全に独立分離された複合形態を有し、C成分をアルカリ溶出した後にAとBの集合体もしくはAとBの複合体が2.0〜0.1dpfに分離する溶解型の複合繊維であり、60°C以下のアルカリ溶出処理後のAとBの集合体もしくはAとBの複合体の90°Cにおける乾熱応力が20mg/d以上かつ、10mg/d荷重下、90°C水中での湿熱収縮率が5%以上であることを特徴とする複合繊維。
IPC (3件):
D01F 8/04
, D01F 8/14
, D06M 11/38
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