特許
J-GLOBAL ID:200903064747894551
内燃機関の動弁装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204985
公開番号(公開出願番号):特開平7-054625
出願日: 1993年08月19日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】一対の機関弁の作動特性を機関の運転状態に応じて多段階に変更可能な内燃機関の動弁装置において、ロッカアーム連結時の等価慣性重量を比較的小さくし、出力の向上および燃費の低減を可能とする。【構成】低速運転域では各ロッカアーム37〜40が連結解除状態にあって両吸気弁が第2カム33および第4カム35でそれぞれ開閉駆動され、中速運転域では第1自由ロッカアーム37および第1駆動ロッカアーム38が連結されて一方の吸気弁が第1カム32で開閉駆動されるとともに他方の吸気弁が第4カム35で開閉駆動され、高速運転域では第1駆動ロッカアーム38、第2自由ロッカアーム39および第2駆動ロッカアーム40が連結されて両吸気弁が第3カム34で開閉駆動される。
請求項(抜粋):
一対の機関弁(20)の作動特性を、機関の運転状態に応じて多段階に変更可能な内燃機関の動弁装置において、カムシャフト(31)には、機関の中速運転域に対応したプロフィルを有する第1カム(32)と、機関の低速運転域に対応したプロフィルを有する第2カム(33)と、機関の高速運転域に対応したプロフィルを有する第3カム(34)と、機関の低速および中速運転域に対応したプロフィルを有する第4カム(35)とが、この順で軸方向に並んで設けられ、第1カム(32)に摺接される第1自由ロッカアーム(37)と、一方の機関弁(20)に連動、連結されるとともに前記第2カム(33)に摺接されて第1自由ロッカアーム(37)の一側に隣接配置される第1駆動ロッカアーム(38)と、第3カム(34)に摺接されて第1駆動ロッカアーム(38)の一側に隣接配置される第2自由ロッカアーム(39)と、他方の機関弁(20)に連動、連結されるとともに前記第4カム(35)に摺接されて第2自由ロッカアーム(39)の一側に隣接配置される第2駆動ロッカアーム(40)とが、相対揺動を可能としてロッカシャフト(36)に共通に支承され、第1自由ロッカアーム(37)には、機関の中速運転域で第1自由ロッカアーム(37)および第1駆動ロッカアーム(38)間を連結する位置と機関の低速および高速運転域で連結を解除する位置との間で摺動可能な中速用切換ピン(57)が嵌合され、第2駆動ロッカアーム(40)には、機関の高速運転域で第2駆動ロッカアーム(40)および第2自由ロッカアーム(39)間を連結する位置と機関の低速および中速運転域で連結を解除する位置との間で摺動可能な第1高速用切換ピン(58)が嵌合され、第2自由ロッカアーム(39)には、第1高速用切換ピン(58)に連動する第2高速用切換ピン(59)が、機関の高速運転域で第2自由ロッカアーム(39)および第1駆動ロッカアーム(38)間を連結する位置と機関の低速および中速運転域で連結を解除する位置との間で摺動可能として嵌合され、第1駆動ロッカアーム(38)には、中速用切換ピン(57)ならびに第1および第2高速用切換ピン(58,59)をそれぞれ連結解除位置側に付勢する弾発力を発揮するとともに第1および第2高速用切換ピン(58,59)が連結解除位置にあるときの中速用切換ピン(57)の第1駆動ロッカアーム(38)への嵌合ならびに中速用切換ピン(57)が連結解除位置にあるときの第2高速用切換ピン(59)の第1駆動ロッカアーム(38)への嵌合を許容して中速用切換ピン(57)および第2高速用切換ピン(59)間に介装される弾発機構(601 ,602 )が設けられることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
IPC (4件):
F01L 13/00 301
, F01L 1/26
, F02D 11/06
, F02D 13/02
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