特許
J-GLOBAL ID:200903064752105905

路側通信装置及び自動料金収受システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190734
公開番号(公開出願番号):特開2001-022980
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2001年01月26日
要約:
【要約】【課題】 複数台の車両に対して同時に駐車料金の課金/決済処理を可能とする路側通信装置及び自動料金収受システムをを提供する。【解決手段】 車両が駐車場の任意の駐車スペース12に入ると、車両は路側通信装置10の信号を受信して車両識別情報を路側通信装置10に返す。路側通信装置10は、得られた車両識別情報を記憶部に蓄積してある車両識別情報の中から検索する。検索の結果、記憶部の中に同じ車両識別情報がない場合には、車両識別情報とリンクIDの組を記憶部に蓄積する。車両のエンジンが切られ、通信回線が正常に切断されると記憶部の車両識別情報に対して現在時刻を入庫時刻として、車両識別情報と入庫時刻の組にして記憶部に蓄積する。出庫の場合は、出庫時刻と入庫時刻の時間差から駐車料金を算出し、車両識別情報と課金情報を組として、路側センター装置に送信して決済処理を依頼する。
請求項(抜粋):
車両に搭載された車載通信装置との間で無線による個別通信を行なう送受信部と、複数台の車両からのデータをリンクIDによって振り分けて振り分け制御を行なう多重通信制御部と、車両識別情報と入庫時刻との組からなる入庫情報を一元的に管理して蓄積する記憶部と、前記記憶部に記憶されている入庫情報に基づいて車両識別情報を照合し、一致する車両識別情報があれば入庫時刻と出庫時刻の情報から駐車料金を算出して課金処理を行なう情報処理部と、前記情報処理部で算出された課金情報を路側センター装置に対して発信して決済処理を依頼する決済情報発信部とからなり、通信エリア内に駐車した複数台の車両に対して同時に課金処理を行なうようにしたことを特徴とする路側通信装置。

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