特許
J-GLOBAL ID:200903064756694905

流動床式マンガン晶析によるマンガンの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-079009
公開番号(公開出願番号):特開2000-273557
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 マンガン晶析により粒径の増大した流動媒体から、マンガン含有率の高い表面晶析物を、簡単に回収できるマンガン回収方法を提供する。【解決手段】 マンガン砂を流動媒体とする支持床の無い流動床反応槽に、炭酸イオンを含む被処理水を槽底部から上向流で通水し、槽底部の被処理水流入口近辺及び/又は流動床内にアルカリ剤を注入し、流動床内の処理水pHを8〜10に調節して、溶解性マンガンを晶析除去するマンガン含有水の処理方法において、該反応槽からマンガン晶析により粒径の増大した前記流動媒体を取り出して熱処理し、流動媒体の表面のマンガン晶析物の付着強度を低下させた後、マンガン含有水率の高い表面晶析物を回収するマンガンの回収方法としたものであり、前記熱処理は、100°C以上で30分以上行うのがよく、前記表面晶析物を回収した後の流動媒体は、再び流動媒体として使用できる。
請求項(抜粋):
マンガン砂を流動媒体とする支持床の無い流動床反応槽に、炭酸イオンを含む被処理水を槽底部から上向流で通水するとともに、槽底部の被処理水流入口近辺及び/又は流動床内にアルカリ剤を注入し、流動床内の処理水pHを8〜10に調節することにより、前記水中の溶解性マンガンを晶析除去するマンガン含有水の処理方法において、該反応槽から流動媒体表面へのマンガン晶析により粒径の増大した前記流動媒体を取り出し、取り出した流動媒体を熱処理して、流動媒体表面のマンガン晶析物の付着強度を低下させた後、該流動媒体からマンガン含有率の高い表面晶析物を回収することを特徴とするマンガンの回収方法。
IPC (4件):
C22B 47/00 ,  B01D 9/02 602 ,  C01G 45/02 ,  C02F 1/64
FI (4件):
C22B 47/00 ,  B01D 9/02 602 E ,  C01G 45/02 ,  C02F 1/64 Z
Fターム (14件):
4D038AA02 ,  4D038AB66 ,  4D038AB89 ,  4D038BB01 ,  4D038BB13 ,  4D038BB20 ,  4G048AA08 ,  4G048AB08 ,  4G048AB10 ,  4G048AC08 ,  4G048AE01 ,  4K001AA16 ,  4K001BA21 ,  4K001DB23

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