特許
J-GLOBAL ID:200903064762684288

内燃機関用燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-131055
公開番号(公開出願番号):特開平5-321715
出願日: 1992年05月22日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】内燃機関に取付けた発電機を電源とするマイクロコンピュータにより燃料の噴射時間を演算する燃料噴射装置を用いる場合に、機関の再始動時に燃料の量が過剰になるのを防いで、機関の再始動を円滑に行わせる。【構成】内燃機関の初期始動を行った時に電荷蓄積素子21aに電荷を蓄積する回路21と、電荷蓄積素子21aの電荷を十分に時間をかけて放電させる放電回路22と、電荷蓄積素子21aが蓄積している電荷の量が所定値未満のときに初期始動信号を発生し、電荷の量が所定値以上ある時に再始動信号を発生する信号発生回路23とを設ける。マイクロコンピュータ4の動作開始時に再始動信号が発生しているときには再始動時に適した燃料の噴射量を与える噴射時間を演算する。
請求項(抜粋):
駆動電流が与えられたときに燃料を噴射するインジェクタと、内燃機関の始動時には始動時に適した燃料の噴射時間を演算し、始動完了後は定常運転時に適した燃料の噴射時間を各種の制御条件に基いて演算して、演算された燃料噴射時間の情報を含む噴射指令信号を発生するマイクロコンピュータと、前記噴射指令信号により与えられる燃料噴射時間の間前記インジェクタに駆動電流を流すインジェクタ駆動電流供給制御回路とを備え、前記マイクロコンピュータは内燃機関により駆動される発電機を電源として動作する内燃機関用燃料噴射装置であって、前記内燃機関の始動時に機関の着火を確認する着火確認手段と、前記着火確認手段により機関の着火が確認されたときに電荷蓄積素子に電荷を蓄積する電荷蓄積回路と、前記電荷蓄積素子に蓄積されている電荷を十分大きな時定数で放電させる放電回路と、前記電荷蓄積素子に所定量の電荷が蓄えられていないときには初期始動信号を発生し、前記電荷蓄積素子に所定量の電荷が蓄えられているときには再始動信号を発生する始動再始動信号発生回路とを具備し、前記マイクロコンピュータは、内燃機関の始動時に前記初期始動信号が発生しているときには初期始動時に適した燃料噴射時間を演算し、再始動信号が発生しているときには再始動時に適した燃料噴射時間を演算することを特徴とする内燃機関用燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D 41/06 330 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 45/00 310

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