特許
J-GLOBAL ID:200903064765543677

タイミング再生回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-132854
公開番号(公開出願番号):特開平6-326578
出願日: 1993年05月11日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 調整が不要で安定した動作が得られるタイミング再生回路を提供できるようにすることを目的とする。【構成】 半導体集積回路に対して外部から与えられたクロック信号をもとに、上記半導体集積回路の内部にタイミングを合わせて4相以上のN相の信号を作り出すタイミング再生回路において、入力されたクロック信号を所定時間遅らせて次段のクロック信号入力端子に供給する信号処理回路が、第1段から第N段までN個直列に接続されてなるN段の信号遅延手段と、多相のクロック信号の反転順を検出する第1、第2および第3の検出手段とを設け、本来の遅延時間τ=クロック信号の周期T以外の条件で帰還ループが安定してしまう不都合を防止して、半導体集積回路内に作り込まれる素子のばらつきに対する許容度を大きくできるようにする。
請求項(抜粋):
半導体集積回路に対して外部から与えられたクロック信号をもとに、上記半導体集積回路の内部にタイミングを合わせて4相以上のN(Nは自然数)相のクロック信号を作り出すタイミング再生回路において、入力されたクロック信号を所定時間遅らせて次段のクロック信号入力端子に供給する信号処理回路が第1から第NまでN個直列に接続されてなるN段の信号遅延手段と、上記N個の信号処理回路のそれぞれの出力が入力される第1から第Nのクロック信号端子とを備え、上記第1から第Nのクロック信号端子にそれぞれ接続され、印加クロック信号が“0”から“1”に立ち上がる反転動作を行ったことを検出する第1の検出手段と、上記第1のクロック信号端子に印加されるクロック信号が“0”から“1”に立ち上がる反転動作が起こった後に、第1のクロック信号を除くそれぞれ隣合った番号の2つのクロック信号入力端子に印加されるクロック信号が、“0”から“1”に立ち上がる反転動作するタイミングを比較して、若い番号のクロック信号入力端子に印加されるクロック信号の方が先に反転動作することを検出する第2の検出手段と、第1のクロック信号に印加されるクロック信号が、“0”から“1”に立ち上がる反転動作が起こった後、さらに再度、上記第1のクロック信号入力端子に印加されるクロック信号が“0”から“1”に立ち上がる反転動作が起こるまでには、他のクロック信号端子に印加されているクロック信号は全て“0”から“1”に立ち上がる反転動作を行ったことを検出する第3の検出手段とを備えたことを特徴とするタイミング再生回路。
IPC (2件):
H03K 5/15 ,  G06F 1/06

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