特許
J-GLOBAL ID:200903064772873836

軸嵌合構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-129800
公開番号(公開出願番号):特開平8-300869
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【構成】 前軸2内面の、後軸3の圧入部4が始めに接触する小径部8aの最後端部分と後軸3の乗り越え突起5が始めに接触する内方突部8bとの距離αは、後軸軸3の圧入部4と乗り越え突起5の対応する接触位置間の距離βよりも長い。【効果】 比較的簡単な金型構造を採用できると共に組み立てる際の手間の少ないものである。また、嵌合信頼性やバラツキなどの寸法信頼性が良好で少ない力で確実な嵌合固定が得られるものである。
請求項(抜粋):
互いに対する重なり部による前軸と後軸との軸嵌合構造において、前記重なり部において外部材となる一方の軸を内部材となる他方の軸より比較的軟質の材料よりなるものとし、内部材となる軸の重なり部外面に、圧入部と外部材となる軸に対する係止段部を有する乗り越え突起とを、圧入部が突起よりも先端側になるように形成すると共に、外部材となる軸の重なり部内面に、前記内部材の前記圧入部に対応する小径部と前記乗り越え突起に対応する大径部及び係止段部と係合する突部とを形成し、両軸を嵌合する際に、外部材となる軸内面の、内部材となる軸の先端が始めに接触する位置と前記乗り越え突起が始めに接触する位置との距離が、内部材となる軸外面の対応する接触位置間の距離よりも長いことを特徴とする軸嵌合構造。

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