特許
J-GLOBAL ID:200903064774220570

紙用水性印刷インキ組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318900
公開番号(公開出願番号):特開平8-176486
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】【目的】 高い光沢と鮮明な色相を有し、発泡が少なく、さらに高精細印刷でも十分に使用できる紙用水性印刷インキ組成物の提供。【構成】 顔料、水性バインダー樹脂ワニスおよび水から主として構成される紙用水性印刷インキ組成物において、前記水性バインダー樹脂ワニスとして、a成分:アルカリ化合物の水溶液中で溶解状態で存在する、酸価80〜300、数平均分子量3,000〜200,000の高分子乳化剤の存在下で、スチレン系単量体、メチルメタクリレート、その他のアクリル酸またはメタクリル酸のエステル化合物を乳化重合して得られ、かつ、その乳化重合体のガラス転移温度が50°C以上、平均粒子径が30〜150nmである水性樹脂エマルジョン、およびb成分:酸価5〜300のアクリル樹脂、スチレン-アクリル樹脂、スチレン-マレイン酸樹脂およびスチレン-アクリル-マレイン酸樹脂の少なくとも1種を、アルカリ化合物の水溶液中に溶解させた水溶性樹脂ワニス、を必須成分として含有する紙用水性印刷インキ組成物。
請求項(抜粋):
顔料、水性バインダー樹脂ワニスおよび水から主として構成される紙用水性印刷インキ組成物において、前記水性バインダー樹脂ワニスとして、a成分:酸価80〜300、数平均分子量3,000〜200,000の高分子乳化剤(a1)を溶解させたアルカリ化合物水溶液中で、スチレン系単量体を(a2)、メチルメタクリレートを(a3)、その他のアクリル酸またはメタクリル酸のエステル化合物を(a4)とした時、これらの単量体を以下の重量割合となる範囲で乳化重合して得られ、かつ、その乳化重合体のガラス転移温度が50°C以上、平均粒子径が30〜150nmである水性樹脂エマルジョン、{(a2)+(a3)+(a4)}:(a1) = 92: 8〜 60:40{(a2)+(a3)}:(a4) = 70:30〜100: 0、およびb成分:酸価5〜300のアクリル樹脂、スチレン-アクリル樹脂、スチレン-マレイン酸樹脂およびスチレン-アクリル-マレイン酸樹脂の少なくとも1種を、アルカリ化合物の水溶液中に溶解させた水溶性樹脂ワニス、を必須成分として含有し、さらにa成分の固形分対b成分の固形分の重量比率が1.0:0.05〜1.0:1.0とすることを特徴とする紙用水性印刷インキ組成物。
IPC (2件):
C09D 11/10 PTL ,  C09D 11/10 PTN
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭55-157611
  • 特開昭54-126290
  • 特開昭48-073488
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審査官引用 (7件)
  • 特開昭55-157611
  • 特開昭55-157611
  • 特開昭54-126290
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