食品具材に揚げ油を浸透させ、あるいは食品具材に粉末油脂か液状ショートニングをまぶすか、または食品具材の調味・熟成に際して粉末油脂あるいは液状ショートニングを練り込み、飽和蒸気と低圧または常圧高温過熱蒸気を用いて蒸焼したノン・フライ加工食品および飽和蒸気と低圧または常圧高温過熱蒸気を用いてノン・フライ加工食品にするための食品加工装置。

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：嶋本久寿弥太
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-370061
公開番号（公開出願番号）：特開平11-178513
出願日： 1997年12月22日
公開日（公表日）： 1999年07月06日
要約：

【要約】【課題】本発明は,従来の食品具材は、余分に油分が付着しているため過剰油による油の酸化が起きたり、製品表面のギタギタ感が見られていたが、飽和蒸気とともに低圧または常圧高温過熱蒸気を利用する焼成によって、加工食品での過剰油をなくし、過剰油の酸化を防止し,製品表面のギタギタ感を無くし、サクサク感を長期間維持できることを可能にしたノン・フライ食品を提供するものである。【解決手段】食品具材に、粉末油脂あるいは液状ショートニングをまぶずか、または食品具材・に粉末油脂あるいは液状ショートニングを練り込み、該食品具材を100°C程度の飽和蒸気で蒸焼し、さらに120°C〜600°Cまで加熱した低圧または常圧高温過熱蒸気を用い、加工する食品具材に応じ、100秒から18分にかけて前記食品具材に蒸気噴霧して蒸焼し、ノンフライ加工することを特徴とするノン・フライ加工食品とノン・フライ加工食品にするための食品加工装置。

請求項（抜粋）：

食品具材そのもの、または予め調味・熟成・冷凍された食品具材に揚げ油を浸透させ、あるいは食品具材に粉末油脂か液状ショートニングをまぶすか、または食品具材の調味・熟成に際して、粉末油脂あるいは液状ショートニングを練り込み、前記揚げ油を浸透させ、あるいは粉末油脂または液状ショートニングを添加した該食品具材を100°C程度の飽和蒸気で加熱し、さらに120°C〜600°Cまで過熱した低圧または常圧高温過熱蒸気を用い、加工する食品具材に応じ、100秒から18分にかけて前記食品具材に蒸気噴霧して蒸焼し、ノンフライ加工することを特徴とするノン・フライ加工食品。

IPC (4件)：

A23L 1/01 , A23L 1/315 , A47J 27/04 , A23D 9/00 510

FI (4件)：

A23L 1/01 A , A23L 1/315 , A47J 27/04 B , A23D 9/00 510

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