特許
J-GLOBAL ID:200903064782348365
三次元繊維組織の厚さ方向糸挿入装置
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-083827
公開番号(公開出願番号):特開2000-273743
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 三次元繊維組織を製造する際の厚さ方向糸の挿入工程における所要時間の短縮を図り、三次元繊維組織の生産性を向上させる。【解決手段】 厚さ方向糸挿入針40列の往復移動により厚さ方向糸zが積層糸群に挿通される。プレスプレート85はエアシリンダ82により、積層糸群Fと係合して積層糸群Fを押圧する作用位置と、積層糸群Fと係合不能な待機位置とに移動される。プレスブロック99a,99bはエアシリンダ97,98により、積層糸群Fと係合して積層糸群Fを押圧する作用位置と、積層糸群Fと係合不能な待機位置とに移動される。プレスプレート85はエアシリンダ87によって駆動されるストッパ88により、プレスブロック99a,99bはエアシリンダ102 によって駆動されるストッパ103 により、それぞれストロークが調整される。プレスプレート85及びプレスブロック99a,99bは通常の作業時には短いストロークで移動される。
請求項(抜粋):
複数の糸層を積層して形成された少なくとも2軸配向となる積層糸群に、前記各糸層と交差する方向に挿入された厚さ方向糸にて結合された構造の三次元繊維組織を製造する際に使用される三次元繊維組織の厚さ方向糸挿入装置であって、枠体に保持された前記積層糸群に対して厚さ方向糸挿入針の待機位置側に配設され、前記厚さ方向糸挿入針列の挿入位置近傍において該挿入針列の移動方向に沿って移動可能に設けられた第1の押圧部材と、前記第1の押圧部材を、積層糸群と係合して積層糸群を前記挿入針列の前進側へ押圧する作用位置と積層糸群と係合不能な待機位置とに移動させる第1のエアシリンダと、前記積層糸群を挟んで前記第1の押圧部材と対向する位置に配設され、前記厚さ方向糸挿入針列の挿入位置近傍において該挿入針列の移動方向に沿って移動可能に設けられた第2の押圧部材と、前記第2の押圧部材を、積層糸群と係合して積層糸群を前記挿入針列の後退側へ押圧する作用位置と、積層糸群と係合不能な待機位置とに移動させる第2のエアシリンダとを備え、前記第1及び第2のエアシリンダの少なくとも一方のエアシリンダのピストンロッドの動作範囲にアクチュエータにより駆動されてピストンロッドの没入側への移動を規制するストッパを出し入れ可能に設け、前記第1及び第2の押圧部材の少なくとも一方のストロークを複数段階に調整可能とした積層糸群押圧部を備えている三次元繊維組織の厚さ方向糸挿入装置。
IPC (2件):
FI (2件):
D03D 41/00 B
, D03D 25/00
Fターム (4件):
4L048BA22
, 4L050AA27
, 4L050CC02
, 4L050CC07
引用特許: