特許
J-GLOBAL ID:200903064787813414
ダイオキシンの発生防止方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
樋口 盛之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-185169
公開番号(公開出願番号):特開平8-024820
出願日: 1994年07月15日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 塩素を含む合成樹脂材の廃棄物を、従来の焼却や埋設して処理する方法ではなく、無酸素下で加熱し、脱塩化水素化,脱塩素化して処理する方法において、密閉容器内を所定温度以上に加熱して前記廃棄物からのダイオキシン生成を抑制すると同時に、一部生成したダイオキシンの脱塩化水素化,脱塩素化反応を促進させ、また、生成したダイオキシンを一部に含む残渣物を熱分解して無害化処理する方法を提供する。【構成】 塩素を含む合成樹脂材の廃棄物Fを密閉容器1内に入れて該容器1内を100°C〜150°Cの温度に加熱し、水分を蒸発させて前記容器1内から吸引除去して無酸素状態にした後、該容器1内を約273°C以上の温度に加熱し、生成する塩化水素ガスや塩素ガスを水又は水溶液による液体フィルタ-16を通して吸引除去し、次いで、前記容器1を約421°C以上の温度に加熱して前記廃棄物Fからのダイオキシン生成を抑制すると同時に、ダイオキシンの脱塩化水素,脱塩素化反応を促進させ、生成した塩化水素ガスや塩素ガスを、前記フィルタ-16を通して吸引除去する。
請求項(抜粋):
塩素を含む合成樹脂材の廃棄物を密閉容器内に入れて該容器内を100°C〜150°Cの温度に加熱し、水分を蒸発させて前記容器内から吸引除去して無酸素状態にした後、該容器内を約273°C以上の温度に加熱し、生成する塩化水素ガスや塩素ガスを水又は水溶液による液体フィルタ-を通して吸引除去し、次いで、前記容器内を約421°C以上の温度に加熱して前記廃棄物からのダイオキシン生成を抑制すると同時に、ダイオキシンの脱塩化水素化,脱塩素化反応を促進させ、生成した塩化水素ガスや塩素ガスを、前記フィルタ-を通して吸引除去することを特徴とするダイオキシンの発生防止方法。
IPC (7件):
B09B 3/00
, B09B 3/00 ZAB
, A62D 3/00
, B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/68
, B01D 53/77
, B01D 53/70
FI (5件):
B09B 3/00 302 A
, B01D 53/34 ZAB
, B01D 53/34 134 B
, B01D 53/34 134 E
, B09B 3/00 ZAB
引用特許:
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