特許
J-GLOBAL ID:200903064788438056

内燃機関における触媒コンバータ装置の劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-260834
公開番号(公開出願番号):特開平5-098946
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年04月20日
要約:
【要約】【目的】気筒群別に異なる空燃比センサにより空燃比フィードバック制御を行う内燃機関の触媒コンバータ装置の劣化診断精度を向上する。【構成】通常は、気筒群別空燃比フィードバック制御手段により気筒群別の上流側空燃比検出手段の検出信号に基づいて気筒群別の空燃比フィードバック制御を行うが、劣化診断条件判別手段で判別された触媒コンバータ装置の劣化診断時は、一方の上流側空燃比検出手段の信号のみで全ての気筒の空燃比フィードバック制御を劣化診断時用空燃比フィードバック制御手段で行いつつ、該上流側空燃比検出手段の信号と下流側空燃比検出手段の信号とに基づいて劣化診断手段により劣化診断を行う。これにより、下流側空燃比検出手段のリッチ,リーン時間が略同一に繰り返されて、診断精度が高められる。
請求項(抜粋):
複数に区分された気筒群毎に接続された上流側の各排気通路とこれら各排気通路の下流側に合流して接続された排気通路とに夫々排気中の所定成分の検出により空燃比を検出する空燃比検出手段を備え、前記気筒群毎に対応する上流側の空燃比検出手段からの空燃比検出信号に基づいて空燃比をフィードバック制御する気筒群別空燃比フィードバック制御手段を備える一方、前記上流側空燃比検出手段と下流側空燃比検出手段との間に排気浄化用の触媒コンバータ装置を装着した内燃機関において、機関運転条件に応じて触媒コンバータ装置の劣化診断を行う条件を判別する劣化診断条件判別手段と、該劣化診断条件判別手段で判別された劣化診断条件で前記上流側の排気通路の一つに装着された一個の空燃比検出手段に基づいて全ての気筒の空燃比をフィードバック制御する劣化診断時用空燃比フィードバック制御手段と、同じく劣化診断条件で前記上流側の一個の空燃比検出手段の空燃比検出信号と下流側空燃比検出手段の空燃比検出信号とに基づいて各触媒コンバータ装置の劣化診断を行う劣化診断手段と、を設けた構成としたことを特徴とする内燃機関における触媒コンバータ装置の劣化診断装置。
IPC (3件):
F01N 3/20 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/22 305
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-339149

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