特許
J-GLOBAL ID:200903064797619632

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-335987
公開番号(公開出願番号):特開平5-149206
出願日: 1991年11月27日
公開日(公表日): 1993年06月15日
要約:
【要約】【目的】 二段リフト規制機構の燃料噴射装置において、パイロット噴射時期の噴射率を安定させる。【構成】 高圧通路19を介してプランジャバレル2から圧送された燃料の圧力によってニードル弁5はリフトする。パイロット噴射時には、ピストン25の背後にも燃料の高圧力が作用しているので、プッシュロッド14がピストン25に当接した位置で第1段のリフト規制がされる。スピル弁26が開くと、ニードル弁5は一旦下降し、その後は分岐通路21を介して背圧室18に燃料の高圧力が作用する。したがって、主噴射時にはプッシュロッド14がピストン25と当接しても、そこではリフト規制されない。ピストン25がシリンダ28の端部と当接するまでニードル弁5が上昇した点で、主噴射のリフト規制がなされる。
請求項(抜粋):
バルブ室内に往復動自在に設けられ、プッシュロッドを介して第1の圧縮ばねによって閉弁方向に付勢されたニードル弁と、前記プッシュロッドの後方に設けられた背圧室と、前記背圧室に対してニードル弁のリフト方向に隣接して設けられ、前記ニードル弁の受圧面より大きい断面積を有するシリンダと、前記シリンダ内に往復動自在に設けられたピストンと、前記バルブ室に高圧燃料を供給するための第1高圧通路と、前記ピストンを閉弁方向に付勢する高圧燃料をシリンダの後部に供給するための第2高圧通路と、前記第1高圧通路から分岐し、前記背圧室に至る分岐通路と、前記分岐通路の途中に設けられ、前記第1高圧通路の圧力が予定値を超過したとき、および予定のタイミングで駆動信号が供給されたときのいずれかの時点で前記分岐通路を開く弁とを具備したことを特徴とする燃料噴射装置。

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