特許
J-GLOBAL ID:200903064797979264
符号化方法及び符号化装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299174
公開番号(公開出願番号):特開平11-136678
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 従来は、量子化スケールが粗く、符号量制御能力を低下させ、また、静止画符号化などでは、符号量制御精度と共に、微妙な画質のコントロール精度も低下させている。【解決手段】 符号量制御器21により得られた細量子化スケールは、細量子化スケール変換器22に送られる。細量子化スケール変換器22は、“細量子化スケール”と“量子化マトリックス、量子化スケール”を対応付けて量子化器13に“量子化マトリックス、量子化スケール”を供給する。量子化器13はDCT器12からのDCT係数を、この量子化マトリックスと量子化スケールの積で除算し、切り捨てる、若しくは四捨五入することで量子化を行う。量子化スケールと量子化マトリックスの組合せを用いて使用される細量子化スケールを用いることにより、量子化スケールの値の間を補う実効量子化幅を得ることができる。
請求項(抜粋):
入力された画像データを所定画素毎のブロックに分割してから直交変換した後、量子化スケールと量子化マトリックスの積に関連した実効量子化幅を用いて量子化器により量子化を行い、その量子化されたデータを可変長符号化すると共に、符号化の際の発生符号量と目標符号量との差分値に基づき生成した前記量子化スケールを前記量子化器にフィードバックして符号量制御を行う符号化方法において、前記符号化の際の発生符号量を受け、前記量子化スケールの所定の値を複数に細分化した細量子化スケールを、発生符号量と目標符号量との差分値に応じた値で出力し、その出力細量子化スケールに対応させた前記量子化マトリックス及び前記量子化スケールを前記量子化器に入力して、これら量子化マトリックス及び量子化スケールの積で前記量子化器の入力データを除算させて量子化することを特徴とする符号化方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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