特許
J-GLOBAL ID:200903064806212710

スイング圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-277267
公開番号(公開出願番号):特開平9-119384
出願日: 1995年10月25日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 揺動ブッシュとブッシュ穴内壁面との接触部及び揺動ブッシュとブレードとの接触部において、各々接触面積を拡大してシール性を高めるとともに、接触面圧を低減してブッシュ等の耐久性ひいては圧縮機の信頼性を高め、また高精度な仕上げ加工を不要として製造コストの低減化を図る。【解決手段】 シリンダ(12)のシリンダ室(11)内にロータリーピストン(15)を配置し、該ピストンに一体的に設けたブレード(31)によりシリンダ室を吸入口(21)に通じる低圧室(33)と吐出口(22)に通じる高圧室(34)とに区画するとともに、シリンダの穴(25)内に配置した揺動ブッシュ(32)によりブレードの先端側を揺動自在にかつ進退自在に支持する。揺動ブッシュを、ブレードを挟んで対峙する一対の半割ブッシュ(41)で構成する。少なくとも高圧室側の半割ブッシュは、ブッシュ本体に軸方向に貫通する貫通孔を設けたり、樹脂材料で構成したりして弾性を有する。
請求項(抜粋):
吸入口(21)及び吐出口(22)が開口するシリンダ室(11)を有するシリンダ(12)と、該シリンダ(12)の軸方向両側にそのシリンダ室(11)を閉鎖するように配置されたサイドハウジング(13),(14)と、駆動軸(3)の偏心軸部(3a)に回転自在に嵌合され、上記シリンダ室(11)内に配置されたロータリーピストン(15)と、該ロータリーピストン(15)に一体的に設けられ、上記シリンダ室(11)を吸入口(21)に通じる低圧室(33)と吐出口(22)に通じる高圧室(34)とに区画するブレード(31)と、上記シリンダ(12)にそのシリンダ室(11)に臨んで形成された穴(25)内に回動自在に設けられ、上記ブレード(31)の先端側を揺動自在にかつ進退自在に支持する揺動ブッシュ(32)とを備えたスイング圧縮機において、上記揺動ブッシュ(32)は、ブレード(31)を挟んで対峙する一対の半割ブッシュ(41),(41)からなり、該一対の半割ブッシュ(41),(41)のうちの少なくとも一方は、弾性を有するように形成されていることを特徴とするスイング圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/356 ,  F04C 29/00
FI (2件):
F04C 18/356 K ,  F04C 29/00 J
引用特許:
審査官引用 (1件)

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