特許
J-GLOBAL ID:200903064806922750
4-ヒドロキシブチルアクリレートの製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-305793
公開番号(公開出願番号):特開2000-128831
出願日: 1998年10月27日
公開日(公表日): 2000年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】未反応の1,4-ブタンジオールを回収再使用して効率を高めた工業的に有利な4-ヒドロキシブチルアクリレート製造方法の提供。【解決手段】1,4-ブタンジオールと一般式I又はIIのアクリル酸エステルとをエステル交換して4-ヒドロキシブチルアクリレートを製造する際に、触媒として一般式IIIのジスタノキサンを使用し、反応液の精製において水と非水溶性有機溶媒との液液抽出により未反応1,4-ブタンジオールを水相側に抽出し、水相から回収してエステル交換反応に再使用する。CH2=CHCOOR (I)(RはC1〜C4のアルキル基)CH2=CHCOO(CH2)4OOCCH=CH2 (II)〔(R1〜R4はアルキル基または置換基を有してもよいフェニル基、XとYは-OH、-O(CH2)nOH、-O(CH2)nOCOCH=CH2、-OR、-OCOR、-OCOCH=CH2(nは1〜10の整数、Rはアルキル)又はハロゲンを表す。〕
請求項(抜粋):
1,4-ブタンジオールと下記一般式(I)又は(II)で表されるアクリル酸エステルとをエステル交換反応して4-ヒドロキシブチルアクリレートを製造するに際し、反応触媒として下記一般式(III)で示されるジスタノキサン化合物を使用し、反応液の精製工程において水と非水溶性有機溶媒との液液抽出により未反応の1,4-ブタンジオールを水相側に抽出し、その水相から1,4-ブタンジオールを回収してエステル交換反応に再使用することを特徴とする4-ヒドロキシブチルアクリレートの製造方法。【化1】〔一般式(III)中、R1、R2、R3及びR4は、アルキル基または置換基を有していてもよいフェニル基を表わし、これらは互いに異なっていてもよく、X及びYは、互いに異なっていてもよい、-OH、-O(CH2)nOH、-O(CH2)nOCOCH=CH2、-OR、-OCOR、-OCOCH=CH2(nは1〜10の整数を表わし、Rはアルキルを表わす)及びハロゲン原子から成る群から選ばれる基を表す。〕
IPC (5件):
C07C 69/54
, B01J 31/12
, C07C 67/03
, C07C 67/54
, C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 69/54 Z
, B01J 31/12 Z
, C07C 67/03
, C07C 67/54
, C07B 61/00 300
Fターム (11件):
4H006AA02
, 4H006AC48
, 4H006BA11
, 4H006BD10
, 4H006BD40
, 4H006BD52
, 4H006BN10
, 4H006BS10
, 4H039CA66
, 4H039CD10
, 4H039CD40
前のページに戻る