特許
J-GLOBAL ID:200903064810123102

フリーピストン型スターリング冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-199878
公開番号(公開出願番号):特開2003-014322
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 従来のスターリング冷凍機においては、たとえば運転開始時のような冷却面の温度が常温に近い状態である場合には、内部ガス圧が定常運転状態に至るまでの間に、定常状態における最大入力電圧を印加すると、ピストンとディスプレーサとが相互干渉を生じて衝突する虞が有った。【解決手段】 リニアモータ13に取り付けられたピストン1のストローク(移動距離)を、リニアモータ13に印加される電圧と電流とインダクタンス(L)と抵抗成分(R)とからマイクロコンピュータ104で演算する。
請求項(抜粋):
作動ガスを封入したシリンダ内を、それぞれの移動位置に相関関係を有して往復運動するピストン及びディスプレーサと、前記ピストンを移動させるリニアモータとを備えたフリーピストン型スターリング冷凍機において、前記ピストンの移動位置を連続的に検出するピストン位置検出手段と、該ピストン位置検出手段が検出した前記ピストンの移動位置から、前記相関関係に基づいて前記ディスプレーサの移動位置を演算するディスプレーサ位置検出手段と、前記ピストン位置検出手段及び前記ディスプレーサ位置検出手段の検出結果に基づいて、前記ピストンと前記ディスプレーサとの衝突を回避するように前記リニアモータに駆動電流を印加する制御手段とを備えたことを特徴とするフリーピストン型スターリング冷凍機。

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