特許
J-GLOBAL ID:200903064817168560

直接拡散/符号分割多重方式干渉除去受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-152154
公開番号(公開出願番号):特開平10-341219
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 ダイナミックに変動するマルチパス環境下でも安定したレイク受信が可能な耐干渉の優れたDS/CDMA方式干渉除去受信装置を提供すること。【解決手段】 この干渉除去受信装置では、複数のレイクフィンガ101が追従しているパスタイミングの変化がタップ係数更新手段105の出力であるタップ係数の変化に反映されることを利用し、各レイクフィンガ101の追従パス検出手段106でそれぞれユーザに固有に割り当てられた拡散符号と適応タップ係数との相関性を計算し、その最大値を検出することにより追従パス情報を検出して追従パス制御手段107へ通知している。追従パス制御手段107は、追従パス情報同士の比較又はマルチパスサーチャ108により検出されたパス情報との相互比較を行い、それぞれレイクフィンガ101が常にそれぞれ相異なる有効なパスを追従するように追従制御する。
請求項(抜粋):
入力される直接拡散/符号分割多重方式により符号多重されたマルチパス伝搬信号である受信信号における複数のパスの受信タイミングを調整する複数の遅延器と、前記受信信号に含まれる前記複数のパス成分を識別してパス情報を取得するマルチパスサーチャと、前記受信タイミングが調整された受信信号に対して前記複数のパスの復調及び干渉波の抑圧を行う複数のパス受信機と、前記パス情報に基づいて前記複数のパス受信機における前記受信タイミングを追従制御する追従パス制御手段と、前記複数のパス受信機の出力に重み付けをして合成する合成器と、前記合成器の出力に基づいて誤差判定した第1の判定誤差信号を前記複数のパス受信機へ供給する加算器とを備えた直接拡散/符号分割多重方式干渉除去受信装置であって、前記複数のパス受信機は、前記受信タイミングが調整された受信信号に対して直交化係数で逆拡散を行って干渉波を抑圧した上で希望波を検出する直交化フィルタと、前記希望波のキャリア位相同期を行ってキャリア位相信号を出力する検波器と、前記第1の判定誤差信号及び前記検波器の出力に基づいて誤差判定した第2の判定誤差信号を出力する加算器と、前記受信タイミングが調整された受信信号,前記キャリア位相信号,及び前記第2の判定誤差信号に基づいて前記直交化係数を適応的に制御する係数制御信号を出力するタップ係数更新手段と、前記係数制御信号が示す直交化係数及び前記希望波の拡散符号を入力し、追従パスを検出して追従パス情報を出力する追従パス検出手段とを備え、前記追従パス制御手段は、前記パス情報及び前記追従パス情報に基づいて前記受信タイミングを追従制御することを特徴とする直接拡散/符号分割多重方式干渉除去受信装置。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04B 7/08
FI (2件):
H04J 13/00 A ,  H04B 7/08 D

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