特許
J-GLOBAL ID:200903064818289034

溶射コーティングを施すための方法及びこの方法で形成されたガスタービンエンジンのブレード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-336421
公開番号(公開出願番号):特開平11-229108
出願日: 1998年11月27日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンエンジン内の基体に溶射コーティングを施す方法を改善する。【解決手段】 基体に溶射コーティングを施す方法は、ロータブレード10を軸を中心に回転可能となっている固定具12内に配置し、ブレード10の先端部に対してコーティング媒体を噴射する装置14内で軟化したコーティング媒体粒子を含むスプレーを形成し、このスプレーにブレード10を通過させることを含む。処理パラメータを含む種々の処理に関する詳細を変更することによって、溶射コーティングを制御可能に施すことができる。
請求項(抜粋):
ガスタービンエンジンのロータブレード先端部に溶射コーティングを施すための方法であって、このロータブレードは、先端部と、エアフォイルと、根部と、を有し、該エアフォイルは、前縁と、後縁と、これらの前縁、後縁の間に延びる負圧面と正圧面と、を有し、a)回転可能な保持固定具内にきれいでかつ露出した状態の先端部を有する前記ブレードを周方向に配置する配置ステップを含み、b)軟化したコーティング媒体粒子を含むスプレーを噴射するコーティング噴射ステップを含み、このステップは、前記ブレードの周方向の幅と少なくとも同じ周方向の幅を有するスプレーを形成するステップを含み、c)回転軸を中心に前記保持固定具を回転させることで、前記軟化したコーティング材料の粒子を含むスプレーに前記ブレードを通過させるコーティング通過ステップを含み、コーティング媒体の層が前記ブレード先端部に順次施されることで、コーティング処理における変動が複数のブレードにわたるように分散され、これにより、運転状態において均一でかつ安定したコーティングが得られることを特徴とする方法。
IPC (3件):
C23C 4/06 ,  F01D 5/28 ,  F02C 7/28
FI (3件):
C23C 4/06 ,  F01D 5/28 ,  F02C 7/28 E

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