特許
J-GLOBAL ID:200903064820194156
可変バルブタイミング装置の異常検出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-265076
公開番号(公開出願番号):特開平5-106472
出願日: 1991年10月14日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】機関の振動状態に基づき可変バルブタイミング装置(VVT)の異常を判断する装置において、異常の誤判断を防止してより確実な異常検出を行う。【構成】ECU70はVVT29により決定されるバルブオーバラップと、ノックセンサ68から読み込まれるエンジン1の振動レベルとに基づきVVT29の異常を判断する。ECU70はバルブオーバラップの小さい状態で振動レベルの大きいときにVVT29の異常と仮に判断し、そのときにバルブオーバラップを大きい状態に変更させるべくVVT29を駆動制御し、そのバルブオーバラップ変更後に再び振動レベルを読込む。そして、ECU70は再び読込まれた振動レベルが変化しないときのみVVT29の実際の異常と判断してダイアグランプ30を点灯させる。従って、VVT29以外の要因、例えばEGR弁27の故障や点火時期不良等に影響されることなくVVT29の異常が判断される。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ及び前記排気バルブの少なくとも一方の開閉タイミングを可変にするために駆動される可変バルブタイミング装置と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき前記吸気バルブと前記排気バルブとのバルブオーバラップを変更すべく前記可変バルブタイミング装置を駆動制御する駆動制御手段と、前記内燃機関の振動状態を検出する振動状態検出手段と、前記駆動制御手段による前記可変バルブタイミング装置の駆動制御により決定される前記バルブオーバラップと前記振動状態検出手段により検出される振動状態とに基づき前記可変バルブタイミング装置の異常を判断する異常判断手段とを備えた可変バルブタイミング装置の異常検出装置において、前記異常判断手段により前記可変バルブタイミング装置の異常と判断されたときに、前記バルブオーバラップを変更させるべく前記駆動制御手段に前記可変バルブタイミング装置の駆動制御を指令する変更指令手段と、前記変更指令手段による指令後に前記振動状態検出手段の検出による振動状態が変化しないときのみ、前記可変バルブタイミング装置の実際の異常と判断する異常再判断手段とを備えたことを特徴とるす可変バルブタイミング装置の異常検出装置。
IPC (4件):
F02D 13/02
, F01L 1/34
, F02B 77/08
, F02D 45/00 345
引用特許:
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