特許
J-GLOBAL ID:200903064827053434

農業用多層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-093062
公開番号(公開出願番号):特開平10-264334
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 透明性、引裂強度、衝撃強度、引張強度に優れた農業用多層フィルムの提供。【解決手段】 内層/中間層/外層の少なくとも3層の積層構造を有する農業用多層フィルムであって、内層と外層を形成するエチレン-α-オレフィン共重合体と、中間層を形成するエチレン-α-オレフィン共重合体とは、いずれもメルトフローレート、密度、示差走査熱量測定法による融解ピークの補外融解終了温度(Tem)に関し特定の範囲内の数値又は特定の関係式を満足し、かつ中間層を形成するエチレン-α-オレフィン共重合体にはMg、Ca、Al、及びSiからなる群より選ばれる少なくとも1種の原子を含有する無機化合物が特定量配合されていることを特徴とする農業用多層フィルム。
請求項(抜粋):
内層(A1)/中間層(B)/外層(A2)の少なくとも3層の積層構成を有する農業用多層フィルムであって、(1)内層(A1)及び外層(A2)が、?@メルトフローレートが0.1〜50g/10分の範囲内で、?A密度(D1)が0.900〜0.928g/cm3の範囲内で、?B示差走査熱量測定法(DSC)によって得られる融解ピークの補外融解終了温度(Tem)が70〜130°Cの範囲内であり、かつ、?C該補外融解終了温度(Tem)と密度(D1)との関係が関係式Tem≦286D1-137を満足するエチレン-α-オレフィン共重合体(a)から形成され、(2)中間層(B)が、?@メルトフローレートが0.1〜50g/10分の範囲内で、?A密度(D2)が0.880〜0.924g/cm3の範囲内で、?B示差走査熱量測定法(DSC)によって得られる融解ピークの補外融解終了温度(Tem)が70〜130°Cの範囲内であり、かつ、?C該補外融解終了温度(Tem)と密度(D1)との関係が関係式Tem≦286D2-137を満足するエチレン-α-オレフィン共重合体(b)から形成され、(3)内層(A1)及び外層(A2)を形成するエチレン-α-オレフィン共重合体(a)の密度(D1)が、B層を形成するエチレン-α-オレフィン共重合体(b)の密度(D2)よりも大きく、かつ、(4)中間層(B)を形成するエチレン-α-オレフィン共重合体(b)には、Mg、Ca、Al及びSiからなる群より選ばれる少なくとも1種の原子を含有する無機化合物が1〜20重量%の割合で充填されていることを特徴とする農業用多層フィルム。
IPC (3件):
B32B 27/32 103 ,  A01G 9/14 ,  A01G 13/02
FI (3件):
B32B 27/32 103 ,  A01G 9/14 S ,  A01G 13/02 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 農業用多層フィルム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-344260   出願人:三井石油化学工業株式会社

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