特許
J-GLOBAL ID:200903064831648256

データスムージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-064043
公開番号(公開出願番号):特開平5-266207
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月15日
要約:
【要約】【目的】 スムージングの対象となるデータ中に含まれるノイズの種類や大きさが予めわかっていなくても、未知のノイズを含んだデータのスムージングを適切に行えるデータスムージング装置を提供する。【構成】 データスムージング装置1は、入力されたデータの点列に対して直線性評価値を演算する直線性評価値演算部11と、これによって得られた直線性評価値がある閾値以上かどうかを判定する直線性評価値判定部12と、直線性評価値が閾値以上と判定されたとき直線性評価値に基づいて入力データを平坦化若しくは平滑化した線を決定するスムーズドライン決定部13と、直線性評価値が閾値より小さいと判定されたとき3次元楕円メンバシップ関数の楕円の短軸の長さに相当するパラメータの値を修正する短軸方向パラメータ自動変更部とを備える。
請求項(抜粋):
座標平面上に分布する複数個の点で表わされるデータが入力されると、予め定めた楕円メンバシップ関数の楕円の中心を前記複数個の点から選んだ点列の中心付近の点に移動し、その点を中心として前記楕円を回転させ、その任意の回転角における各点の楕円メンバシップ関数による適合度の総和と、各点を前記楕円の長軸に投影した点の楕円メンバシップ関数による適合度の総和との比率を演算し、その比率を前記データの直線性評価値として該直線性評価値が最大になる楕円の長軸の角度を測定し、最初の角度測定時には、その時の楕円の中心を通り且つ当該角度をもつ線を、当該楕円の中心と次の角度測定における楕円の中心との中間付近まで引き、その後は、前回の角度測定によって得られた線の終点からその時の角度測定によって得られる線の終点まで直線を引く動作を順次繰返すことにより、前記データを平滑化した線を出力するデータスムージング装置において、前記楕円メンバシップ関数の楕円の短軸の長さに相当するパラメータを、ノイズの種類や大きさに応じて自動調整することにより、未知のノイズを含むデータに対して適切に平滑化した線を生成することを特徴とするデータスムージング装置。
IPC (3件):
G06F 15/72 355 ,  G06F 15/68 350 ,  G06F 9/44 330

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