特許
J-GLOBAL ID:200903064833372410

キャリア位相相対測位装置およびそのプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155104
公開番号(公開出願番号):特開平11-002673
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 測位用衛星より送信される信号のキャリア位相に基づいて相対測位を行う際、整数バイアス決定のための初期化処理を短縮化して、早期に相対測位の結果を出力できるようにする。【解決手段】 キャリア位相位置線(P1-B),(P2-B)の交点を候補位置とし、各候補位置において、キャリア位相位置線(S1-B)との残差を求めるとともに、残差が所定時間に亘ってたとえば1/5サイクルを超えなかった候補位置を抽出し、それらの平均値を測位値とする。また、このような振るい落としによる候補位置の残留パターンとシミュレーションによる候補位置の残留パターンとを比較して、正解の候補位置を決定する。
請求項(抜粋):
複数の測位用衛星からの信号を受信し、コード位相、キャリア位相、航法データをそれぞれ抽出する手段と、基準とする衛星と複数の候補位置決定用衛星との位置関係により定まるキャリア位相位置線を求めるとともに、受信点の推定位置の近傍を通るキャリア位相位置線の整数バイアスを仮定し、その前後数サイクルに対応するキャリア位相位置線の交点に相当する候補位置を求め、各候補位置の近傍を通る他のキャリア位相位置線に対する各候補位置の残差を求める手段とを備えたキャリア位相相対測位装置において、前記残差が所定時間に亘って所定サイクルを超えない候補位置または前記残差の変化率が所定値を超えない候補位置を抽出し、それらの候補位置の平均値を受信点の現在位置として求める手段を設けたことを特徴とするキャリア位相相対測位装置。
IPC (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00
FI (2件):
G01S 5/14 ,  G01C 21/00 D

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