特許
J-GLOBAL ID:200903064836000742

放射線検出器及びこれを用いたX線CT装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-151500
公開番号(公開出願番号):特開2001-330680
出願日: 2000年05月23日
公開日(公表日): 2001年11月30日
要約:
【要約】【課題】 Ceを発光元素とし、少なくともGd,Al,Ga,Oを有する蛍光体素子を用いた放射線検出器を適切な温度範囲で使用して、周囲温度によらず常に安定した高感度、低残光及び低雑音特性が得られる放射線検出器及びこれを用いてアーチファクトのない高分解能の断層画像が得られるX線CT装置を提供する。【解決手段】 Ceを発光元素とし、少なくともGd,Al,Ga,Oを含んだガーネット構造からなる母体結晶を有する蛍光体素子(1)を用い、この蛍光体素子(1)による発光をシリコンフォトダイオードによる光電変換素子(2)で電気信号に変換し、アレイ基板に前記光電変換素子(2)をアレイ状に配列して前記蛍光体素子(1)と共に検出器ケース(3)に収納する。この収納ケース内に温度センサ(6)と温度制御手段(5)を設け、温度制御回路(7)で前記蛍光体素子(1)と前記光電変換素子(2)の温度Tを0°C≦T≦50°Cに制御する。この温度制御された放射線検出器をX線CT装置のX線検出器として用いてアーチファクトのない高分解能の断層画像を得る。
請求項(抜粋):
蛍光体素子と、この蛍光体素子による発光を検出する光電変換素子と、この光電変換素子をアレイ状に配列する素子アレイ基板と、前記蛍光体素子と前記素子アレイ基板を支持する検出器ケースとを備えた放射線検出器において、前記蛍光体素子はCeを発光元素とし、少なくともGd,Al,Ga,Oを含んだガーネット構造からなる母体結晶を有する蛍光体素子であって、該蛍光体素子と前記光電変換素子の温度Tを0°C≦T≦50°Cに保つ温度制御手段を設けたことを特徴とする放射線検出器。
IPC (4件):
G01T 1/20 ,  A61B 6/03 320 ,  C09K 11/00 ,  C09K 11/80 CPP
FI (5件):
G01T 1/20 G ,  G01T 1/20 B ,  A61B 6/03 320 S ,  C09K 11/00 B ,  C09K 11/80 CPP
Fターム (18件):
2G088EE02 ,  2G088GG10 ,  2G088GG19 ,  2G088GG20 ,  2G088JJ04 ,  2G088JJ05 ,  2G088LL11 ,  2G088LL15 ,  2G088LL18 ,  4C093AA22 ,  4C093CA13 ,  4C093EB12 ,  4H001CA08 ,  4H001XA08 ,  4H001XA13 ,  4H001XA31 ,  4H001XA64 ,  4H001YA58

前のページに戻る