特許
J-GLOBAL ID:200903064839273413

すべり視野レンズのすべり視野面及び眼鏡レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-113683
公開番号(公開出願番号):特開平5-100191
出願日: 1991年04月19日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 広いプログレッションゾーンを有し、すべり視野面における面非点収差が最大値より小さいすべり視野面を提供すること。【構成】 遠視部分と近視部分との間に短いプログレッションゾーンがあり、プログレッションゾーンと,近視ゾーンとは広い有効幅を有し、また、すべり視野面における面非点収差の最大値が面追加分の1.1倍より小さいすべり視野レンズのすべり視野面。このようなすべり視野面は、2度連続して差異を示しうるように構成されていると共に、すべり視野面における面非点収差及び平均面屈折値の分布に関連する6つの特徴の組み合わせが満たされるときに得られる。
請求項(抜粋):
2度連続して差異を示しうるように構成されており、遠視ゾーンと,近視ゾーンと,それらのゾーンの間に位置するプログレッションゾーンとを有し、遠視ゾーン(2)の平均面屈折値は+3.0dptと+7.0dptとの間にあり、プログレッションゾーン(3)では平均面屈折値は近視ゾーン(4)に至るまで+0.75dpt と+ 3.0dpt との間の面追加分ΔD1だけ増加し、遠視ゾーンから近視ゾーンまで鼻側に向かって曲がった曲線をたどる主視線(5)はすべり視野面(1)は鼻側領域と、こめかみ側領域とに分割するようなすべり視野面において、(a)近視基準点BN は遠視基準点BF から多くとも21mm下方に位置し、近視基準点BN は主視線(5)の経過に対応してBF に対して2mmないし3.5mm 鼻側にずれていることと;(b)遠視基準点BF の7mm下方に位置する点Gから25mmの距離に至るまでの遠視ゾーンでは、水平線に関して、遠視基準点BF の垂直下方4mmの位置にある点で測定した角度であるφがφ>45-30/ΔD1であるあらゆる点について、面非点収差は0.5dpt未満であることが適用されることと;(c)プログレッションゾーン(3)では、面追加分ΔD1の75%は主視線(5)の最大限10mmの長さで達成されることと;(d)プログレッションゾーン(3)では、その幅は0.5dpt未満の面非点収差に関してあらゆる箇所で少なくとも5/ΔD1 mmであることと;(e)近視基準点BN の高さで、近視ゾーン(4)の幅は0.5dpt未満の面非点収差に関して少なくとも7+9/ΔD1 mmであることと;(f)すべり視野面(1)の領域全体で、遠視基準点BF の7mm下方に位置する点Gから始まって25mmの距離に至るまで、面非点収差は1.1× ΔD1 dpt未満であることという特徴の組み合わせが満たされていることを特徴とするすべり視野面。

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