特許
J-GLOBAL ID:200903064839861161

多重仮想記憶システムの二次記憶管理方式および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河原 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-168757
公開番号(公開出願番号):特開2005-004575
出願日: 2003年06月13日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】二次記憶の使用効率およびページアウトの処理性能を低下させず、かつ、ページ記述子を拡大せずに二次記憶容量を拡大する。【解決手段】ジョブ共有空間についてはジョブごとに、プロセス固有空間についてはプロセスごとに二次記憶アドレスを多重化し、ジョブ開始またはプロセス開始において、ジョブ共有空間またはプロセス固有空間に対して、仮想二次記憶アドレスを実際の二次記憶アドレスに変換する仮想二次記憶アドレス変換テーブル400を生成し、ジョブ共有空間またはプロセス固有空間に属するページについて二次記憶800の割当・解放を行い、ジョブ共有空間またはプロセス固有空間に属する、二次記憶800が割り当てられたページについて仮想二次記憶アドレス410を実際の二次記憶アドレス420に変換し、ページインおよびページアウトを行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
プロセスごとに固有の仮想記憶空間を持つ多重仮想記憶を採用する多重仮想記憶システムであって、仮想記憶空間の一部を同一ジョブの全てのプロセスまたはシステムの全てのプロセスが共有し、仮想記憶空間の内容を主記憶および二次記憶に持つ多重仮想記憶システムの二次記憶管理方式において、 仮想記憶空間のページごとに1つずつ存在し、対応するページが主記憶にあるか二次記憶にあるかを識別するページ不在情報を備え、ページが主記憶に存在する場合には主記憶アドレスを持ち、ページが二次記憶に存在する場合には仮想二次記憶ファイル番号およびスロット番号からなる仮想二次記憶アドレスを持つページ記述子の配列であるページテーブルと、 プロセスごとに1つずつ存在し、仮想二次記憶ファイル番号を二次記憶ファイル番号に対応づける仮想二次記憶アドレス変換テーブルと、 プロセスごとに1つずつ存在し、該当プロセスの仮想二次記憶アドレス変換テーブルへのポインタを記憶するプロセス管理テーブルと、 二次記憶ファイルごとに1つずつ存在し、少なくともファイル使用量,先頭スロットのディスクアドレス,スロット当たりのセクタ数およびスロット割り当て管理情報を記憶する二次記憶ファイル管理テーブルと を有することを特徴とする多重仮想記憶システムの二次記憶管理方式。
IPC (2件):
G06F12/10 ,  G06F12/12
FI (3件):
G06F12/10 551B ,  G06F12/10 505B ,  G06F12/12 553Z
Fターム (5件):
5B005JJ11 ,  5B005MM32 ,  5B005MM33 ,  5B005RR03 ,  5B005RR04
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 仮想記憶空間計算機システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-327407   出願人:日本電気株式会社
  • バッキングストア管理方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-316928   出願人:日本電気ソフトウェア株式会社, 日本電気株式会社
  • 仮想記憶システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-355490   出願人:日本電気株式会社
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