特許
J-GLOBAL ID:200903064855490114

レンズ鏡胴内における電気的接続機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-079771
公開番号(公開出願番号):特開平10-274734
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 レンズ鏡胴中において回動しながら繰り出されるレンズ群の移動枠に固定された駆動モータとカメラ本体側とを電気的に接続する機構を提供し、これによって、レンズ鏡胴の設計上の自由度を高める。【解決手段】 撮影光軸を軸心とする仮想円筒面上に配置した駆動モータおよび支持部に、フレキシブルフラットケーブルの湾曲部の第1端部および第2端部をそれぞれ固定する。湾曲部分の第1端部は、撮影光軸を含む平面内に位置し、かつ、その接線方向を撮影光軸に平行とした状態で駆動モータに固定する。第2端部は、撮影光軸に直交する平面内に位置し、かつ、その接線方向を上記仮想円筒面の接線方向と一致させた状態で支持部に固定する。湾曲部分の長さは、駆動モータと支持部とが撮影光軸方向に最も離れた状態において、上記仮想円筒面に沿って螺旋状に駆動モータから支持部へと至る長さとほぼ等しく設定する。
請求項(抜粋):
レンズ鏡胴内に配置されており撮影光軸を中心として回動しながら繰り出されるレンズ群回動移動枠に固定された駆動モータと、レンズ鏡胴本体に固定された回路基板と、をフレキシブルフラットケーブルを用いて電気的に接続する機構であって、フレキシブルフラットケーブルは、第1端部が駆動モータに固定されるとともに第2端部がレンズ鏡胴本体に対して不動の支持部に固定されるアーチ状の湾曲部分を含んでおり、駆動モータおよび支持部は、それぞれ、撮影光軸を軸心とする仮想円筒面上に位置しており、湾曲部分の第1端部は、その接線方向を撮影光軸に平行とし、かつ、撮影光軸を含む平面内に位置した状態で、駆動モータに固定されており、湾曲部分の第2端部は、その接線方向を上記仮想円筒面の接線方向と一致させ、かつ、撮影光軸に直交する平面内に位置した状態で、支持部に固定されており、駆動モータと支持部とが撮影光軸方向に最も離れた状態において、フレキシブルフラットケーブルの湾曲部分が、上記仮想円筒面に沿って螺旋状に駆動モータから支持部へと至る長さを有していることを特徴とする、電気的接続機構。

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