特許
J-GLOBAL ID:200903064856525604

再乳化性重合体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-186164
公開番号(公開出願番号):特開平9-286807
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 容易に再乳化できるエマルション粒子の提供及びその製造方法を提供すること。【解決手段】 シェルによりコア表面の少なくとも一部が被覆されたコア/シェル構造を有し、前記コアは、繰り返し単位に、特定のアミド基又は特定の水酸基を0重量%以上40重量%未満有する(共)重合体(α2)、前記シェルは、上記繰り返し単位を20重量%以上100重量%以下有する(共)重合体(α1)であり、かつ、(α1)及び(α2)の合計重量に対して、(α1)が15〜85重量%であり、(α2)が85〜15重量%であり、かつ(α1)中上記の繰り返し単位の含有率が(α2)中の該少なくとも1種の繰り返し単位の含有率より高いことを特徴とする粒子ことによって、pH5以上の水に対して実質的に再乳化する機能を有する。またその製造法を提供する。
請求項(抜粋):
シェルによりコア表面の少なくとも一部が被覆されたコア/シェル構造を有し、前記コアは、繰り返し単位に、一般式(1)(化1)で表されるペンダント基を有する繰り返し単位からなる群、及び、一般式(2)(化1)で表されるペンダント基を有する繰り返し単位からなる群から選択された少なくとも1種の繰り返し単位を0重量%以上40重量%未満有する(共)重合体(α2)であり、【化1】(一般式(1)において、R1及びR2は、それぞれ、同一又は別個の、水素、炭素原子数1〜12のアルキル基又は炭素原子数1〜12の-OH基を有するアルキル基である。一般式(2)において、R3は炭素原子数1〜30のアルキレン基であり、または-R3OHが-(R22-O-)n-Hである。(但し、R22は炭素原子数2〜5の同一又は異なるアルキレン基であり、nは2〜30である))前記シェルは、繰り返し単位に、一般式(1)(化1)で表されるペンダント基を有する繰り返し単位からなる群、及び、一般式(2)(化1)で表されるペンダント基を有する繰り返し単位からなる群から選択された少なくとも1種の繰り返し単位を20重量%以上100重量%以下有する(共)重合体(α1)であり、かつ、(α1)及び(α2)の合計重量に対して、(α1)が15〜85重量%であり、(α2)が85〜15重量%であり、かつ(α1)中の一般式(1)及び/又は(2)で表されるペンダント基を有する少なくとも1種の繰り返し単位の含有率が(α2)中の該少なくとも1種の繰り返し単位の含有率より高いことを特徴とする粒子からなる、pH5以上の水に対して実質的に再乳化する機能を有する(共)重合体。
IPC (4件):
C08F 2/44 MCS ,  C08F 2/22 MBL ,  C08F 6/14 MFK ,  C08F291/00 MPZ
FI (4件):
C08F 2/44 MCS ,  C08F 2/22 MBL ,  C08F 6/14 MFK ,  C08F291/00 MPZ
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る