特許
J-GLOBAL ID:200903064857153034
多重署名方法、装置、プログラム及びシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
鈴江 武彦
, 河野 哲
, 中村 誠
, 蔵田 昌俊
, 村松 貞男
, 橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-016109
公開番号(公開出願番号):特開2005-210512
出願日: 2004年01月23日
公開日(公表日): 2005年08月04日
要約:
【課題】 RSA問題に代表される落し戸付一方向性関数の逆関数演算の計算困難さに安全性の根拠をおく場合に、署名順番が進んでも鍵のサイズの増加を阻止する。【解決手段】 第i番目の署名σiを生成する際に、第i-1番目の署名σi-1を分割し、k2ビットの第2部分データσi-1,R及び残りの第1部分データσi-1,Lを得る。ここで、k0ビットの乱数riを連結したときに(k0+k2)ビットを越えてしまう第1部分データσi-1,Lを、署名生成関数の入力側にある2項演算の入力から外す。これにより、2項演算の計算結果siのサイズを(k0+k2)ビットで一定とし、結果的にRSA署名生成関数の入力サイズ(鍵長kビット)を一定にする。続いて、2項演算の入力から外した第1部分データσi-1,Lを署名生成関数による署名値ziに連結し、署名σi(=σi-1,L‖zi)を生成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
他の多重署名生成装置により生成された第i-1番目の署名σi-1と文書データxとに基づいて、文書データxに対する第i番目の署名σiを生成する多重署名生成装置による多重署名方法であって、
前記第i-1番目の署名σi-1を2つに分割し、k2ビットの第2部分データσi-1,R及び残りの第1部分データσi-1,Lを得る工程と、
k0ビットの乱数データriを生成する工程と、
前記第1部分データσi-1,L 、前記第2部分データσi-1,R 、前記乱数データri及び前記文書データxに第1ランダム関数Hi’を施し、k1ビットの第1ランダム関数値wiを得る工程と、
前記第1ランダム関数値wiに第2ランダム関数Giを施し、(k2+k0)ビットの第2ランダム関数値giを得る工程と、
前記第2ランダム関数値giと、前記第2部分データσi-1,R及び前記乱数データriとの2項演算を計算し、(k2+k0)ビットの計算結果siを得る工程と、
前記計算結果si及び前記第1ランダム関数値wiに基づくkビットのデータに署名生成関数を施し、kビットの署名値ziを得る工程と、
前記第1部分データσi-1,Lを前記署名値ziに連結し、第i番目の署名σi(=σi-1,L‖zi)を生成する工程と、
この第i番目の署名σiを出力する工程と、
を備えたことを特徴とする多重署名方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (1件)
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多重署名生成装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-259945
出願人:宮地充子
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