特許
J-GLOBAL ID:200903064857280443
交通流シミュレーションシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-044632
公開番号(公開出願番号):特開2000-242884
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月08日
要約:
【要約】【課題】 交通流シミュレーションを実像に近づけ、予測精度を向上する。【解決手段】 到着メッシュ内に存在するノードは1つだけで、出発メッシュ内に存在するノードは2つあった場合、出発ノードは、式「Pj =(Rj -αJj)/ i=1Σn (Ri -αJi )」により、確率的に選択する。ここで、Rj はノードj(Nj)の重み係数、αは本シミュレーションシステムを最適化するための調整パラメータであり、n=2である。また、Jj はノードjの混雑レベルであり、ノードjに接続しているリンクでスピルバックを起こしているとき1、そうでない時0である。この様な確率Pj により、出発ノードを選択すれば、本シミュレーションシステムによって求められたノードjの混雑レベルJj により、ノードjが出発ノードとして選択される確率が変わってくるため、出発メッシュ内の混雑が緩和され、より現実的な交通流のシミュレーションが可能となる。
請求項(抜粋):
信号交差点等の道路上の所定地点に対応するノードと、前記ノード間の道路の片側方向に各々対応するリンクにより道路網をモデル化し、前記リンク上を走行する一般車両の走行の開始により発生する交通量である発生交通量と、前記一般車両の目的地への到着により消滅する交通量である集中交通量とを前記ノード対応に設定することにより道路網モデル上の交通の流れをシミュレートする交通流シミュレーションシステムにおいて、前記道路網モデル上に定義された所定区域単位に前記発生交通量、及び、前記集中交通量を予測する発生・集中交通量予測手段と、前記発生・集中交通量予測手段により予測された前記所定区域単位の前記発生交通量、及び、前記集中交通量を前記ノード対応に分配する発生・集中交通量分配手段とを有し、前記発生・集中交通量分配手段は、前記発生交通量又は前記集中交通量を分配すべき前記ノードを前記ノードに付与された重み係数、前記ノード又は前記ノードに接続されている前記リンクの混雑度、或いは、前記ノードの前記所定区域に対する方向又は距離により、確率的、又は、決定論的に選択することを特徴とする交通流シミュレーションシステム。
Fターム (9件):
5H180AA01
, 5H180CC12
, 5H180EE02
, 5H180FF01
, 5H180FF05
, 5H180FF12
, 5H180FF13
, 5H180FF22
, 5H180FF32
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