特許
J-GLOBAL ID:200903064858620426

車両のリヤヒーター用ダクト構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-347126
公開番号(公開出願番号):特開平11-165526
出願日: 1997年12月02日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 リヤヒーター用ダクト構造を改善して、シートの移動に伴う温風の配風不具合を解消し、かつ、車室フロアの通路をフラット化すること。【解決手段】 前後移動可能な第1のリヤシートの後方に配設した第2のリヤシートの着座者の足元に温風を吹き出すリヤヒーター用ダクトにおいて、車室フロアFに設けたガイドレール1A,1Bに移動可能に設置した第1のリヤシートの台座2の底面に、前後方向全長にわたり下方に開口する溝状のエアガイド部3を形成する。一方、前端51をヒーター本体4に連結したダクト5を台座2の下方で、車室フロアFに埋設して後方へ延在せしめ、後端52を台座2のエアガイド部3内に突出せしめて、後方に向かって温風をエアガイド部3内に吹き出す吹出口53を形成し、台座2の後端面にはエアガイド部3の後端位置に吹出口6を形成し、ダクト5からの温風がエアガイド部3を経て台座2の後端面から吹き出す構造とする。
請求項(抜粋):
車室フロア上を前後方向に移動可能な第1のリヤシートと、その後方に配設した第2のリヤシートを備えた車両に設置するリヤヒーターのダクトであって、上記第2のリヤシートに着座する乗員の足元に向かって温風を吹き出すリヤヒーター用ダクトにおいて、上記第1のリヤシートを載置する台座を車室フロアに設けた前後方向に延びるガイドレールに沿って移動可能に設置し、上記台座には、車室フロアと近接対向する底面に前後方向全長にわたり、下方に開口する溝状のエアガイド部を形成する一方、前端をヒーター本体に連結した上記ダクトを上記台座の下方で、車室フロアに埋設して後方へ延在せしめ、上記ダクトの後端は、これを上記台座のエアガイド部内に突出せしめるとともに、後方に向かって温風を吹き出す吹出口を形成し、かつ、上記台座の後端面には上記エアガイド部の後端位置に吹出口を形成したことを特徴とする車両のリヤヒーター用ダクト構造。

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