特許
J-GLOBAL ID:200903064858788157

変位検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-116290
公開番号(公開出願番号):特開平8-285563
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】1台の装置で変位と温度とを同時に検出できる磁歪式変位検出装置を提供する。【構成】磁歪線1の外周を非磁性の中筒2で取り囲み、この中筒の中心部に磁歪線を保持するとともに、中筒の外周を隙間をあけて非磁性の外筒10で取り囲み、この外筒の外周に変位検出用の第1永久磁石24を軸方向に移動自在に配置する。中筒と外筒の環状空間に、外筒より熱膨張係数の大きい材料よりなる感温チューブ17を軸方向に伸縮可能に配置し、この感温部材の第1永久磁石の可動範囲外の位置に温度検出用の第2永久磁石18を取り付け、温度変化に伴う感温チューブの伸縮によって第2永久磁石を磁歪線の軸線方向へ変位可能とする。第1永久磁石24の近接する磁歪線1の部位で発生した捩り弾性波を受信器4で受信することにより、第1永久磁石24の変位を検出し、第2永久磁石18の近接する磁歪線1の部位で発生した捩り弾性波を受信器4で受信することにより、温度を検出する。
請求項(抜粋):
磁歪線の始端部側よりその軸線方向に電流パルスを流し、磁歪線に沿って移動可能な第1永久磁石の近接する磁歪線の部位で捩り弾性波を発生させ、磁歪線の始端部側に配置した受信器で捩り弾性波を受信することにより、第1永久磁石に与えられる機械的変位を検出する装置において、磁歪線の外周を非磁性の中筒で取り囲み、中筒の中心部に磁歪線を保持するとともに、中筒の外周を隙間をあけて非磁性の外筒で取り囲み、外筒の外周に第1永久磁石を軸方向に移動自在に配置する一方、中筒と外筒の隙間に感温部材を軸方向に伸縮可能に配置し、感温部材の第1永久磁石の可動範囲外の位置に第2永久磁石を取り付け、温度変化に伴う感温部材の伸縮によって、第2永久磁石が受信器に対して磁歪線の軸線方向へ変位可能とし、第2永久磁石の近接する磁歪線の部位で発生した捩り弾性波を受信器で受信することにより、温度を検出可能としたことを特徴とする変位検出装置。
IPC (4件):
G01B 17/00 ,  G01D 5/48 ,  G01K 1/14 ,  G01K 11/24
FI (4件):
G01B 17/00 B ,  G01D 5/48 A ,  G01K 1/14 N ,  G01K 11/24

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