特許
J-GLOBAL ID:200903064865069271

神経精神障害におけるポリグルタミン含有タンパク質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-580005
公開番号(公開出願番号):特表2002-529706
出願日: 1999年11月03日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】本発明は、CAG反復伸長(repeat expansion)により引き起こされる疾患に関する。より特には、本発明は、CAG反復伸長により引き起こされる神経精神病に関し、なおさらに特には、精神分裂病および大うつ病に関する。特に、本発明は、神経精神障害の病因のためのマーカー、より特には精神分裂病および大うつ病のためのマーカーとして作用する、ポリグルタミン配列を含有する少なくとも1種のタンパク質の同定に関する。本発明はさらに、ポリグルタミン路(tract)含有タンパク質に関連した神経精神障害の診断および治療に関する。本発明はさらに、ポリグルタミン路をエンコードするCAG/CTG反復伸長の標的化に基づく、神経精神障害の診断および治療方法に関する。本発明はさらに、ポリグルタミン含有タンパク質の存在に関連する神経精神障害に苦しめられた、またはそれを展開しやすくされた哺乳動物を診断し、評価し、または予知するための、試料中のポリグルタミン路をエンコードする核酸の検出方法、ポリグルタミン路の核酸プローブまたはリガンドを含むキット、核酸配列を用いるバイオアッセイおよび、本発明のタンパク質配列またはそれに特異的なリガンドを提供する。
請求項(抜粋):
下記の工程を含む、神経精神病の存在又は発症の疾病素因を診断する方法: a)患者から試料を得る工程; b)該試料中のポリグルタミン含有タンパク質の存在を決定する工程;及び c)神経精神病の存在又は発症の疾病素因について診断する工程であり、ここで、該神経精神病を罹患しない患者から得た試料と比べた場合の、該試料中のポリグルタミン含有タンパク質の存在は、該神経精神病の存在又は発症の疾病素因を示す方法。
IPC (5件):
G01N 33/53 ,  G01N 33/15 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/577 ,  G01N 33/68
FI (5件):
G01N 33/53 D ,  G01N 33/15 Z ,  G01N 33/50 Z ,  G01N 33/577 B ,  G01N 33/68
Fターム (4件):
2G045AA25 ,  2G045AA40 ,  2G045DA36 ,  2G045FB03

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